COLUMN
コラム

建築大好きアウトドア!趣味に溢れるお部屋が組み込んだお家

趣味をお家で存分に楽しむ。アウトドアリビングを採り入れたお家。
暖かい季節がやってくると、お家に関するお問い合わせにも少し変化があります。
コロナが明けて、外出も旅行も自由になっても、お家での生活を存分に楽しむそんなライフスタイルは、定着した感があります。そのせいなのか、この季節には、ウッドデッキに関するお問い合わせやアウトドアグッズを収納するための玄関脇収納、さらには、プライベート空間をどう設置するかなど、「趣味」をお家の購入にどうつなげるかといった、具体的なお問い合わせが増えてきます。
「ウッドデッキ」や「趣味のお部屋」ときくと、贅沢な感じがしますが、近年では、規格住宅や建売住宅に最初から着いていたり、ひと部屋として考えなくても、家族とちょっとだけ離れて一人になれるスペースをキッチンに設けたりしています。高増工務店での施工例にもそういったお家が増えてきました。
広い庭がなくても、ウッドデッキがあるとちょっとしたBBQやティータイムなど、週末のお家キャンプに大活躍です。遠くまでキャンプに行くのももちろん楽しいですが、時間をかけずに楽しむひとつの方法としてウッドデッキをお家につけておくことは、たくさんのメリットがあると思います。今回は、そんなアウトドアを趣味にする方々にお伝えしたい内容です。
お家づくりの参考にご活用下さい。

趣味のお部屋をとりいれる

アウトドアが趣味の方へ


お家の購入の際に、「プライベート空間」をどうするか?というお話しは、男性であっても女性であっても必ずでてきます。特に、キャンプや釣りにガーデニング、マリンスポーツやウィンタースポーツを趣味にする方は、お家の中にも趣味に没頭できる空間を導入したい方が、多いです。
こうした趣味には、気がつくと道具がたくさんになってしまって、置き場もなくなってしまったり。でも、物置に置いておくのは、なんとなくもったいなくて…(笑)なんて思っちゃうんです。
そんな方にオススメするのが、仕事部屋というより趣味を楽しむ書斎の設置です。すごく広くしなくても、間取りの許す範囲で趣味のお部屋を設けるとアウトドアグッズの収納はもちろん、テレビゲームや映画鑑賞などひとりで楽しめるそんな空間として、個人でも家族みんなでも使えるプライベートスペースになります。

玄関脇収納がオススメ


アウトドアを趣味にしていると、使う道具は、どうしても泥や土が着いたりして汚れてしまうものです。
毎回綺麗にして、室内に持ち込めればいいのですが、お家について道具の手入れをしてから、休むというのはなかなかハードルが高いものです。
お子さまが小さいうちは、ベビーカーでお出かけしたり、外遊びをしたりで、やっぱり汚れが気になる道具がふえるものですよね。アウトドアの道具と同じように、毎回のお手入れは少したいへんと考えちゃいます。
そんなとき便利に使えるのが、玄関脇の土間収納です。近年は、かなりの方が、下駄箱の代わりにつけています。
スペースは、必要になりますが、前述のような道具の収納や、単純に靴が増えても置き場に困らなかったり、コートなど置いておくのにも便利です。そう考えると決して贅沢なものではないです。

 

お家キャンプで大活躍!

アウトドアリビングのあるお家


アウトドアリビングとは、リビングの延長上にウッドデッキやテラスなどを設けて、外空間を身近に楽しめる空間です。家の中のリビングとは別にもう一つ家族の集まる場所があるのは、生活が豊かになること場違いなしです。
外にあるので、キャンプ場にいかないとできないBBQなど、気軽に楽しむことができます。
また、お子さまやペットの遊び場としても使いやすく、ガーデニングなどアイデア次第で様々なアクティビティを楽しむことができます。
屋内のリビングや他の部屋から広がるウッドデッキもアウトドアリビングのひとつです。同じ階の各部屋からアクセスできるように作れば、家族が集まれる丁度いい場所になります。夏には小さなお子さんをビニールプールで遊ばせながら、親はそれを見守りつつ家事をするということも可能です。
ウッドデッキには、ガーデンセット(屋外用テーブルや椅子)を置いてみるのはいかがでしょう。屋外家具の素材は、多種多様で、木製・ポリエチレン・アルミニウムなどがあり、風雨に強く作られています。キャンプ用品のようなものからちょっと豪華なイメージのものまで幅広くあります。家の外観に合わせたものを選ぶことができますので、屋内にあるリビングとはまた違った趣の場にすることもできますし、室内の印象にあわせて空間を広げるというイメージの作り方をすることもできます。
最近人気のアイテムにハンモックがあります。ハンモックを付けると、自分だけのお籠りスペースが完成します。柔らかいカーブに包まれてゆらゆらと体を揺らしているとその気持ちよさにうとうとしてしまうことが多くなります。家族や友人たちと取り合いにならないように、複数付けることを考えてもいいかもです。
ただ、通常ハンモックは屋根や柱につける必要がありますので、強度の確保を確認してから設置します。自立型のハンモックもありますので、強度がない場合には、自立型を設置することも出来ます。

ウッドデッキのメリット、デメリット


メリット① アウトドアリビングとしての活用
前述の通り、アウトドアリビングとしての利用が多く、リビングから直接ウッドデッキに出られるようにしておくと、食材などを持ち込むのも楽ですし、そのまま庭に行くのにも便利です。BBQも本格的な炭火でも!リビングに繋がっているので、家の中から延長コードでホットプレートでも!OKです。
お家でプールのときでも、ウッドデッキは平らなので、上にビニールプールを置いても安定します。遊んだ後は、裸足で土などを歩くことなく室内に入れるので、汚れが気になりません。室内で生活しているペットもウッドデッキの上だとダニやノミなどが着くことを気にしたり、足の汚れを拭き取らなきゃと思いますが、ウッドデッキの上であればそうした事を気にせず、安心して外の空気を吸わせることができます。
メリット② 物干しスペースとして効率的に乾かせる
ウッドデッキを設置すると玄関や勝手口から出入りする庭よりも出入りがしやすく、洗濯物を干すスペースとしても有効です。家事動線の間にウッドデッキを設置できれば、家事の効率もアップします。ウッドデッキに手すりをつけると、布団やクッションを干したりするのにも便利です。
メリット③ ガーデニングやDIYの作業場として
ガーデニングなどで鉢に土を入れる作業をする時、ウッドデッキで行えば、土がこぼれたとしても、特に気にする必要が無く作業を進めることができます。また、屋外なので水もあまり気を使わずにつかえるので、草花に水を与えながら作業を進めることも可能です。ウッドデッキに簡単なプランターを設置してハーブや野菜などを栽培すれば、ちょっとした家庭菜園として利用でき、摘み立て取り立ての食材を手に入れることができます。
DIYが趣味の方には、何か木製のものを作るときに気になる木くずも庭で行うよりずっと片付けも楽になると思います。組み上げた棚に塗装を行う際にも、ウッドデッキで行えば、(多少準備は必要かもしれませんが)匂いや汚れを気にすることなく存分に楽しむことができます。
デメリット① 日々のお手入れと定期メンテナンス
ウッドデッキは、基本的にシートなどかけることはないため、雨風にさらされています。そのため、経年に伴い劣化してしまいます。こうした経年劣化を防ぐために、日頃から砂ぼこりを洗い流したり、雨水を拭き取ったりなど日々のお手入れが必要になります。
すべてのウッドデッキの素材がそうではありませんが、日々のお手入れをすることで、耐久性が上がります。
また、定期的なメンテナンスも必要です。特に天然木材のウッドデッキは、全体にダメージを受けてしまうこともあります。さらに、木材が乾燥することとで、木材が反ってきたり、ささくれなどが出来てしまう事もあります。人口木材の場合でも汚れを落とさないと劣化が早まることがあります。ですので、どちらの素材を使っていても、長く使うためには定期メンテナンスを行っていく必要があります。
デメリット② デッキ下の雑草処理や防虫対策
ウッドデッキはお家の床と高さをそろえるので、ウッドデッキと地面の間に空間ができます。その空間には、雑草対策や虫対策が必要になります。ですが、狭いので手入れがたいへんになります。設置の際に防草シートや砂利、コンクリートなどをしいて予め対策しておくとよいです。
(ウッドデッキに関しては、こちらも合わせてご覧ください)

ウッドデッキを標準搭載している規格住宅2ndBASE


高増工務店は、レンガ積みのお家を長年作り続けていますが、実は、鈴鹿セブンマウンテン(鈴鹿山脈)にピッタリな規格住宅もつくっています。
2ndBASEと名付けられたこの規格住宅は、平屋モデルの5PEAKSとロフトハウスの8PEAKSの二つで構成されています。コンセプトは、山小屋のような外観。鈴鹿の山々にあっても遜色ないアウトドアライクな外観です。
高増工務店の規格住宅は、価格を抑えるために、規格通りつくることも可能ですし、別途費用はかかりますが、ベースとしていろいろなところにオーナーの希望を取り込むことも可能です。例えば、「ウッドデッキをもう少し広く」とか「玄関脇の土間収納に手洗いや泥落としの水道をつけたい」といったカスタマイズもできます。
(2ndBASEの詳細は、こちらも合わせてご覧ください)

 

アウトドアリビングのあるお家[施工例]

2ndBASE-001 H様邸(アウトドアリビングを備えたナチュラルテイストの平屋のお家)


この施工例のお家は、左側の書斎の前の奥行きを大きくしています。キャンプ大好きなオーナーの書斎から直接ウッドデッキに出られるため、ウッドデッキの方が書斎のようになってしまうそうです。BBQをするにも十分な広さですので、休日には、家族でゆっくり楽しんでいるそうです。多少の雨なら防いでくれるので、天気が悪くてもつい椅子に座ってティータイムをしてしまうとのこと。このウッドデッキは、下の空間に入れないように塞いでいるので、雑草対策や防虫対策になっています。子どもたちは、ウッドデッキの段差に腰掛けて、おしゃべりをしたり、ウッドデッキの上でよく遊んでいるそうです。
外壁は、ウッドサイディングを用いているので、さらにナチュラルな印象に。
2nd BASEは、ちょっとした汚れたものでも気にせず、しまっておける玄関収納をほぼすべてのモデルに備えています。
リビングは、天井を高くしているので、広い空間を実現しています。壁には、アクセントウッドを使って、山小屋の雰囲気をそのままにオシャレな空間に仕上げています。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
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2ndBASE-002 O様邸(アウトドア好きにはたまらない山小屋風の大屋根のお家。)


こちらは、8PEAKS。山小屋のような大屋根が印象的なロフトハウスです。
リビングから直通のウッドデッキは、まさしくアウトドアリビング。屋根付きですので、直射日光を遮りさわやかな風は吹き込みます。
ちょっとした椅子とテーブルでオープンテラスのカフェタイムも楽しめます。ウッドデッキ下を塞いで、懸念の雑草や虫の被害を予め防ぐ仕様です。青空が似合う外観は、ナチュラルな印象を高めるウッド柄サイディングで、印象的なアクセント。
内装は、レンガ柄のアクセントやシックな壁紙でナチュラル空間にちょっぴりモダンエッセンスを追加しています。プライベートルームは、「赤毛のアン」のお家みたいにちょっぴりカントリーテイスト。どんな家具を置くか楽しみになります。主寝室は、1階にあるので、平屋のような生活も楽しめます。
どうしても生活感が出てしまいがちなキッチンには、趣味の小物を飾ることができるように壁に飾り棚をつけています。
ロフトに備えたウォークインクローゼットには、趣味のキャンプ、釣り、スノーボードそして登山の道具がたっぷり収納できます。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

1stBASE-018 M様邸(北欧スタイルのナチュラルなお家)


大屋根の妻飾りが目を引く北欧スタイルのお家。
白とダークブラウンの落ち着いたコントラストがきれいで庭の緑が良く似合います。屋根には、天窓も設置されているので、光の取り込みもバッチリです。バルコニー手摺やデッキは木で手作りした優しいデザインです。
リビングから直接出られるウッドデッキは、アウトドアリビングとして、いろいろな使い方が可能です。
無垢材をたくさん使用したナチュラルな室内には薪ストーブを設け優しさを演出しました。薪ストーブの上部は2階まで吹き抜けになっているのでストーブの優しい暖かさが家中を包み込んでくれます。書斎の机や本棚も木で製作しました。窓から見える鈴鹿山脈の雄大な景色を眺めながらゆっくり読書ができそうです!
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

 

趣味を生かしたお家のススメ

部屋だけじゃないプライベート空間



書斎とか趣味のお部屋というと広さが必要だったり、ひと部屋が必要と思われがちですが、プライベート空間として考えると実はそのスペースの確保の仕方は色々あります。
キッチン脇に、ちょっとした家事をしたりパソコンを使えるようなスペースを用意するだけでも、趣味に没頭できる空間になります。リビング階段に踊り場を設けてそのスペースにテーブルと椅子を設置すると、書斎としての利用も可能になります。

高増工務店は、造作家具も得意なので、限られたスペースに実用的な棚を設置することはもちろん、置くものを映えるようにできる飾り棚を随所に設置することも可能です。玄関脇の土間スペースに可動式の棚を設置して、大きなものを載せたり、小さなものだったらきちんと分けて収納したりすることもできます。
また、高増工務店のウッドデッキは、屋根をつけることが多いです。ウッドデッキに屋根があることで、雨の日でも気にせず過ごすことが可能ですし、急に雨が降っても慌てることがありません。ウッドデッキ下の雑草防虫対策も完璧です。デッキ下は、特に希望がない限り、完全に覆ってしまうため、外からの虫の侵入を防ぎ、雑草も生えません。
長年の施工実績から、屋根やデッキ下の処理は、しておくことで長く便利に使ってもらえるので、ウッドデッキを設置するときには、標準でつけるようにしています。

2ndBASEに込めた想い


高増工務店には、アウトドアの趣味を持つスタッフが多いですが、中には面白いことを実践するスタッフもいます。
キャンプや山のぼりに出かける時間がとれない時期に、ふと癒やしの時間として、彼が思いついたのが、「孵化」。鶉の卵をかえしてみたいと思ったそうです。調べてみると、有精卵や孵化させるため機械(孵化器)など、けっこう簡単に手に入るとわかり、早速10個の卵を温めてみたそうです。結果、6個の卵がかえり、そのうち2羽は、元気に育っているそうです。雄と雌で、雌は毎日卵を産むそうです。でも、雄は鳴いて暴れる…だけ。でもそんな雄でも生まれたときから育てているので、とても可愛いそうです。
こんな趣味に限らず、「アウトドアの趣味に特化したお家って楽しそう」そんな想いから、レンガ積みではなかなか創造できないアウトドアハウスを実現しました。鈴鹿の山々を背景とした三重の景色に似合うそんなお家です。
ウッドデッキ、玄関脇収納は標準装備。薪ストーブの設置も簡単にできます。
レンガのお家もアウトドアハウスもお家の購入を考える時は、ぜひ参考にして下さい。
お家のことは、なんでもお気軽にご相談ください。相談したからといってしつこい営業をすることはありませんので、不明なこと、不安なことなどぜひ一度、お話を聞かせてください。高増工務店は、半世紀にわたり、四日市市を中心に施工しています。お客様の要望も時代と共に変化してきていますが、建物、敷地など何か問題が発生したときでも、解決方法は必ずあります。
建物の購入をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。お客様の希望と予算と、想いをかたちにするお手伝いをいたします。


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