今回ご紹介する三重県三重郡菰野町にお住まいのIさんは、新婚旅行に訪れた英国の建物に魅せられ、ご自宅の新築時は“暖炉のある本物のレンガの家”を希望されていました。以前お住まいになられていた近くの、『レンガの家の看板』でタカマスをお知りになり、見学会などの催しには必ず足を運ばれ、工法やインテリアについて理解を深められたそうです。
「ゆらめく炎を見ながら寛ぐ生活」といった素敵な夢を実現するには、タカマスを選択する以外になかったとおっしゃっていただきました。しかし、いったん家づくりが始まると仕事もそっちのけのエキサイティングで大変な毎日だったそうです。長年の夢がカタチになるわけですから、熱心に何度も打ち合せを重ねられ、イメージどおりのデザインを追求されました。実際にお住まいになった感想をお伺いすると「外観、内装ともに大満足です。平屋ということで思い切って全面床暖房にしたのですが、その快適さは言葉になりません。冬は家中どこに居ても暖かく、外出して帰ってもポカポカです。“寒さ”というストレスを感じたことがありません。高気密・高断熱なので、夏でもエアコンの効きが良いようです」と奥様。
また、英国の落着いた室内の雰囲気を出すため、開口部を少なくして壁紙もダークカラーを選択されました。しかし、いま人気のある『シンプルモダン』の明るく開放的なイメージとは異なるため、周囲からは心配されることもあったようでしたが、ご夫妻のこだわりを押し通し素晴らしい家を実現されたことで、周囲の人も納得しているそうです。
とは言え、家づくりの全てが順調に運んだわけでもなく、外壁材や建具などはカタログと現物とでは色とディティールが微妙に違っていたことなど、現場合わせのオーダーや、やり直しもあったりと、もう少し巧くチェックできるタイミングを弊社に希望されていました。
タカマスにひと言と最後にお願いしたところ、「どんなことも誠実に対応してくださり、その信頼は今でも変わっていません。欲を言えば建築後のOBに対しても内覧会などの案内を送ってほしいです。タカマスがどんな新しい提案をしているのか、すでに家を建てた者でも知りたいのですから」とうれしいお言葉をいただきました。