COLUMN
コラム

インテリア外観に合わせて、インテリアも洋風に〜見逃せないインテリアテクニック

外観を洋風にするなら、やっぱりインテリアも洋風に
外観を洋風のテイスト、例えば「レンガのお家」にしたら、インテリアはどんなものがいいでしょう?
やっぱりインテリアも洋風にしたいですよね。
内観にもいろいろなあしらいがあって、床をフローリングにしたら洋風か?といったら、それだけじゃちょっともの足りません。
インテリアを洋風にする場合、実は、いろんなあしらいがあります。
家具をアンティークにしたり、カーテンをこってみたり…もちろん、こうした後から設置したり、比較的簡単に交換できるものも大切ですが、
注文して住宅を購入するなら、壁や天井、腰壁や階段、暖炉など、しっかり吟味してとりいれていきたいです。
理想のインテリアで憧れのライフスタイルを実現していきましょう。
今回は、高増工務店の豊富な施工経験の中から、洋風のインテリアを紹介していきます。

洋風と呼ばれるインテリア

北欧インテリアや南欧インテリア


ヨーロッパの建物の種類として、よく目にするのは、「北欧」と「南欧」ではないでしょうか。
●北欧インテリア
北欧インテリアはその名前の通り、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークといったヨーロッパ北部で生まれたインテリアスタイルです。
これらの国々はスカンディナヴィア半島やその周辺に位置していることから、北欧スタイルは「スカンジナヴィアンスタイル」とも呼ばれています。
北欧は、寒い地域。人々は家の中で過ごす時間が多いので、少しでも快適に過ごすために、内装へのこだわりが強いといわれています。
北欧は、冬の日照時間が極端に短いため、部屋を明るく見せるために白い壁が多いです。白い壁は、空間を明るく見せるだけではなく、空間を広く見せる効果もあります。また、ベースになるために、家具などもいろいろな色をあわせることもできます。
北欧のインテリアの特長として、オシャレな壁紙があげられます個性的なお部屋の演出や、季節に合わせたカラーリングは壁紙を使って楽しまれています。
基本的は、シンプルで&ナチュラル。
北欧のインテリアアイテムはバウハウスや機能主義との影響を受けているため、無駄の無いインテリアを美徳としたスタイルです。
(バウハウスとは、ドイツに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校のこと。その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術をあらわす場合もあります。)
また、森と湖が多い北欧では、自然に密着した生活様式のためか、自然素材や要素を取り入れたインテリアを作るのも特長です。植物の緑や動物のモチーフを取り入れて、遊び心のあるインテリア。シンプルで機能的とはいえ、機械的でないのが北欧スタイルです。
●南欧インテリア
南欧とは、スペインや南フランス、ギリシャ、イタリアなどを指していて、温暖な地中海地方のインテリアスタイルです。
大きな窓で温かな日差しを取り込みながら、暑い日も快適に過ごすそんな空間構築が特長です。タイルや瓦、塗り壁など自然素材で作られる外観やインテリアは素朴で温かな空間になります。
自然素材で淡い色合いでまとめる北欧スタイルとの違いは、白い壁と赤茶色の床、濃い色味の家具など、コントラストがハッキリしているのが、南欧スタイルです。壁の色は基本的には白ですが、一面のみオレンジの壁にすることで、南欧の陽を浴びる温かな雰囲気を出すことも、南欧テイストらしさを演出のひとつです。
自然素材に囲まれた素朴な空間なので、ステンレスといった人工的な物を連想させるものは置かないようにするのですが、黒いアイアンは、南欧の家の窓の柵や瓦飾りなどに使われているので、相性が良く、特長のひとつです。

イギリス邸宅風インテリア(イギリスインテリア)


エレガントで高級感のあるイギリスインテリアは次の特長があります。
●デザイン性の高い豊富な壁紙
デザイン性の高い壁紙が特徴であるイギリスインテリアは、部屋ごとに色味をかえたり、柄にこだわっていたりと遊び心を感じるコーディネートです。
中でも特に花柄の壁紙はリビングや水回りなどで使用され、華やかな空間を演出します。全体的にクラシカルなデザインが多いため、大人らしい印象がつくれます。
●マントルピース
マントルピースとは、暖炉の周りを囲む壁面の飾枠です。イギリスでは築年数100年以上の古い住宅が多く、現在でも暖炉がつかわれています。それらの装飾として、木やレンガ、タイル、大理石などさまざまな種類のマントルピースつくられています。
●猫脚家具を効果的に
イギリスインテリアでは猫脚家具も欠かせません。特に猫脚のテーブルやイス、バスタブなどは国内でもよく取り入れられているインテリアです。
●豪華な照明
シャンデリアや壁掛けの照明など豪華なライティングも特徴です。存在感が出るようにシェードや電球の色味などにもこだわると雰囲気のある空間演出になります。

西海岸スタイル(カリフォルニアテイスト)


カリフォルニアスタイルとは、アメリカ西海岸を発祥とするインテリアスタイルのことです。
大きな特徴は、ソファやラグマット、家具や雑貨に青や水色を使う、海を連想させるコーディネートをすることです。さらに、海岸沿いに建つビーチハウスのように、床や壁は濃い色の無垢材を用い、白い塗り壁の空間の中に、サーフボードやヤシ系の観葉植物を飾るとスタイルが強調されます。ラップサイディングといわれる小幅の羽目板を横に重ね合わせた外壁も、カリフォルニアスタイルに欠かせない要素です。
空間が広く、窓が大きい、天井が高い、採光・通風がよいなど、開放感のあふれる室内空間です。また、ビンテージ感を演出するアイアンやレザー、レンガやタイルなどの素材と相性がよいため、家具や内装に用いられることが多いです。
●青と白
カリフォルニアインテリアは青と白の配色が基本です。青い海や空、白い砂浜をイメージして2色を取り入れます。特にカーテンやクッション、ソファなどのファブリックは青と白の配色がおすすめです。色のトーンでヴィンテージにしたり、カジュアル感を演出することもできます。
●西海岸を連想する雑貨
サーフボードや流木など海を連想する雑貨を取り入れると西海岸のイメージをさらに強調できます。観葉植物も欠かせないアイテムで、大きめのものをおくとリゾート感が増します。

 

ここがいい!洋風のインテリア

洋風のインテリアのメリット



洋風のインテリアには、前述のようにいろいろなスタイルがありますが、共通したメリットがあります。
●広い空間
部屋の仕切りが少なく、窓や出入口が大きく設計されているため、開放感のある大きな空間になります。
大きな窓から光がたくさん入り、内装は、明るいものを使うため過ごしやすい空間となります。
床はフローリングがメインとなるため、掃除しやすく、凹凸も少ないので、ロボット掃除機も自由に掃除してくれます。
●家具のレイアウト
室内は空間が広く、天井も高いので、自由な家具の配置が可能となります。スタイルに合わせた家具や絨毯など選ぶ楽しみが増えること間違いなしです。
●外と内の境界
洋風の家は気密性が高く、室内では1年を通して快適に過ごせます。また、外は広い庭やテラスを作ることが多く、外で過ごす時間も楽しめるようになっています。
2-2 洋風インテリアのデメリット
メリットの多い洋風インテリアですが、デメリットもあります。
●床材に注意
洋風の家の床材は石板やタイルが多く使われるため、足元が冷えやすくなる傾向があります。フローリングも多く使われますが、こちらも固い素材で冷たく感じることがあります。こうした素材は畳などと比べて生活音が響きやすいので、注意が必要です。
●軒の有無
和風の住宅には軒がありますが、洋風の家には軒がほとんどありません。そのため、外壁が直接日光や雨風にさらされ、インテリアの劣化の原因になります。熱や湿気による変形など、メンテナンスが必要になってしまうケースもあるので注意しましょう。
●大きな変更が難しい
明確な、スタイルを目指すならそのスタイルのルールを守る必要があり、大きな変更が難しくなります。
とはいえ、高増工務店では、設計からワンストップの注文住宅でこうしたスタイルを実現しますので、スタイルに合わせて希望を叶えていくことが可能です。
デメリットも解決策をみつけることで、メリットになることも可能になります。

 

施工例

レンガの家-007 グランコート


地下室のある平屋のレンガのお家です。
外観の煙突からもわかるように、リビングには大きな暖炉を設置しています。暖炉周りのマントルピースはレンガをもちいて、壁から柱まで1面をレンガになっているので、空間のアクセントとしても機能しています。天井は木を用いて温かみのあるイメージになっています。煙突が二本あることからもわかるようにゲストルームにも暖炉を備えています。こちらのマントルピースは、大理石調。燭台などをおくことで、洋風のイメージを膨らませています。
壁は白を基調としていて、各部屋に大きな窓を備えているので、たっぷりの採光を実現しています。
トーリス式の柱を随所に用いて、欧風のインテリアの雰囲気を盛り上げます。
パティオ(中庭)には、リビングから段差なしに移動でき、アウトドアリビングとして、ご家族や来客者の憩いの場として利用されています。
地下室は、シアタールーム、フィットネス、カラオケルームとしても使えるプレイルーム的なお部屋になっています。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。
 

1stBASE-002 K様邸


シーズンには、お庭に薔薇の花が咲き誇るお家です。
そんなイングリッシュガーデンに合うように、外観は、しっくいとレンガの大人かわいいお家です。妻飾りを工夫しているので、屋根周りもオシャレな仕上がりです。玄関周りのレンガにはR壁をもちいることで、洋風のお家の雰囲気を上げています。
インテリアは、白を基調として扉や窓枠、階段などにダークブラウンのアクセントをいれてシックでモダンな空間になっています。
各お部屋に窓が多いので、光がたっぷり取り入れられます。
写真には、写っていませんが、ネコちゃんのお部屋があって、ネコちゃんも退屈しない一緒に暮らせる工夫がしてあります。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

1stBASE-001 H様邸


大きな屋根にラップサイディング。お庭に歩道を設けて、まるでカリフォルニアの住宅街にあってもおかしくないような外観のお家です。
ポストが建物から離れているので、ハリウッド映画のワンシーンに出てくるような趣に仕上がりました。
車が、2台収納でき、屋内から直接ガレージを行き来できるガレージハウスでもあります。ガレージの内部は、木柄のクロス壁になっていて、ガレージ作業の気分を上げてくれます。棚や土間スペースとしての空間を兼ねているので、クルマいじりだけでなく、ガーデニングやDIYの作業場としても重宝します。
また、庭に向かってウッドデッキを備えています。ガレージ前は、広いスペースになっているので、来客用の駐車場としても、また、ウッドデッキと同様にアウトドア用のテーブルや椅子をおいて、家族の憩いの場とも利用できます。
インテリアは、イエロー系のドライウォールにパネリングを施した腰壁を設置しています。(ドライウォールとは、湿式(左官仕上げ)に対する仕上げ方法を言います。 内部に規格化された石膏ボードを貼りジョイント部分をテーピングで補強し、パテでフラットな面に仕上げる乾式工法です。)この腰壁が、空間を西洋の雰囲気にひっぱっていて、室内に入った瞬間に「ここは日本?」と錯覚するような室内空間です。
リビングの照明は羽根つきのものを使用して、本来の空気を循環する機能と共に、西洋風のリビングの一角を担っています。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

 

インテリアにも取り込んでほしい風合い

アクセントにレンガや木を使う


室内空間は、リフォームすることがたいへんになるため、飽きのこないものにする必要があります。
家具やカーテンや雑貨などはあとから、買い換えたり雰囲気を変えることも比較的容易ですが、ベースとなる空間は、そうはいきません。
高増工務店では、末永く住んでもらえるお家づくりをしています。設計から施工までワンストップで行うので、単純なインテリアにならないように、設計時にしっかりとした打ち合わせと提案をしています。
例えば、アクセントウォール。全ての壁をレンガ積みにするのは、重くなってしまいますが、1面だとか、マントルピースだけとか、そうした部分的に使用することで、飽きがこずにかつ、オシャレな洋風の空間になります。窓周りとか階段の手すり一つにしても、材質や色、デザインなど工夫することで外観のイメージに合った雰囲気になっていきます。
高増工務店の規格住宅2ndBASEは、アウトドアハウスですが、こうした考え方は、同じように反映されています。
同じ、木の壁であっても貼り方や素材(木の場合は柄も)や色を工夫して居心地のいい飽きのこないインテリアに仕上がります。

洋風に和風を組み合わせて、現代風の使いやすさに



インテリアを検討することは、お家を購入して常に目にする部分で、お家の居心地を左右する特に大事なことだと思っています。
例えば、洋風の外観、洋風のインテリアにちょっと和風のエッセンスを取り入れる…なんてことも工夫のひとつです。
しっくいの壁に木の腰壁、ダークブラウンの木を使ったむき出しの梁など、和風のエッセンスを取り入れることで、個人差はありますが、日本人には居心地のいい空間になります。いわゆる「和モダン」な感じですね。
高増工務店には、経験豊富なインテリアコーディネーターが在籍しています。前述のような、北欧スタイル、南欧スタイル、イリギス邸宅風など、多数の経験を積んでいますので、お客様の要望希望にそって、またより洋風のインテリアを構築するアイデアを提案します。
また、リフォームにともなうインテリアの変更も得意としていますので、オシャレでかつ使いやすく落ち着くインテリア構築のお手伝いをしています。

外観はもちろん、インテリアについてもご相談受け付けています。
まずは、インテリアの希望を話してみることから、理想のお家づくりを始めませんか?対面でもオンラインでも対応しています。ぜひ一度ご相談ください。
相談したからといってしつこい営業はいっさいいたしません。安心してお話しを聞かせてください。


新築、だけでなくリフォームなどもお家に関するお問い合わせ、ご相談を承ります。
「お問い合わせ・資料請求」「お家づくり相談」よりお気軽にお問い合わせください。・
また、完成したお家をじっくりご覧いただけるイベントや季節に合わせたイベントも定期的に開催しています。ご都合のよいときにご参加お待ちしています。

<  | COLUMN 一覧 |  >