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インテリア[見落とし注意]家の外からも中からも便利に使える収納〜人気の玄関脇収納

各部屋のクローゼットだけで収納は足りますか?大人気「玄関脇収納」を検討してみよう!
近年のアウトドアブームやお家キャンプをする人が増えたせいか、アウトドアグッズの収納場所を思案するお客様が増えています。そんなときにオススメするのが、玄関脇収納です。
一般的に、各部屋に収納を設置するのが定番ですが、家族みんなで使うものや外での使用がメインになるようなものは、置き場に困ってしまうことが多いようです。昭和の時代なら、プレハブの物置を設置して…なんてこともありましたが、せっかく新しくお家の購入するときには、収納も合わせて考えたいですよね。
玄関の収納といったら、まず「靴」の置き場所です。いわゆる「下駄箱」を大きく設置するのも一つの手です。ですが、大きな下駄箱に靴だけ収納するのは、ちょっともったいないと感じてしまします。下駄箱の中って、結構靴以外のものが入っていませんか?例えば、お子さまのおもちゃとかスポーツグッズとか。自転車の空気ポンプが入っていたり。そこで、玄関脇の下駄箱を思い切って収納スペースにしてしまうと…ライフスタイルにあわせたいろいろな使い方が見えてきます。
また、ウォークインクローゼットも人気ですが、設置した後に後悔することもあるそうです。
今回は、人気の玄関脇収納とウォークインクローゼットなど、お家の購入するときに考えたい収納についてまとめました。なかなかモノが処分できない方必見です。

どこに収納を置くかで生活がかわる?

ベビーカーや屋外用おもちゃ、自転車の収納ってどうしてる



アウトドアグッズやベビーカー、お子さまの自転車(もちろん、大人用の自転車も)など、外での使用がメインにあるものって、汚れが気になるので、どうしても玄関にそのまま置くこと多くないですか?玄関は、お家の顔とも言うべき場所です。
すっきりキレイにしておきたいと思うところですが、収納を考えておかないとなかなか、難しいかもしれません。
玄関をすっきりするために、まず考えるのは、「玄関収納」です。
玄関収納の種類はいろいろあって何を入れるか、どのくらいの収納スペースを必要かで大きく仕様がかわります。
玄関収納は、玄関に設置する収納棚のことです。下駄箱、シューズボックスと呼ばれることが多く、靴や傘などを収納するものがほとんどでした。近年は、ライフスタイルや趣味の多様化により、靴以外の物も収納するために、大きな容量の玄関収納を設置することも多いです。カタチの種類も様々で、多くは、天井の高さまであります。
●コの字型
カタカナの「コ」の字型になっているので、下部収納の上をカウンターのように使えるため小物などで飾ることもできます。
●ロの字型
カタカナの「ロ」の字型のため、収納力が高い割に真ん中がくり抜かれているので圧迫感がすくなくなります。
●トール型
ロッカーが並んでいるように扉で閉じられていて、全てが「見せない収納」になっています。収納力が高くなりますが、圧迫感も出てしまうので、色や広さとの兼ね合いを考える必要があります。
●二の字型
天袋と下部収納を組み合わせたタイプで、真ん中にスペースがある開放的なカタチです。
この玄関収納を一つの部屋のように考え、靴のまま入れる「シューズインクローゼット」のようにするのが、「玄関脇収納」です。靴のまま入れるので、外で使用したものをそのまま保管することもOK!使い勝手のいい収納になります。
ですが、どう使うと便利になるかは、住んでいる方のライフスタイルに左右されるので、何が何でも玄関脇収納をとりいれるのが、いいというわけではありません。
そこで、何をいれるのかを考えることで、収納の必要性も見えてきます。
①家族の靴
玄関脇の収納ですので、家族の靴、はきものを全て置いておける収納が必要です。天井高まで棚板を設置できるのでたくさんの収納スペースを確保できます。小さなお子さんがいるお家では、少し余裕を持つといいかもしれません。成長にともなって靴は大きくなりますので。
②趣味の道具
野球やサッカー、テニスなどスポーツ用品やお子さんの習い事道具や釣りやゴルフ、サーフィンなど趣味の道具。ガーデニング用品などもしまっておきたいですね。また、家族で使うキャンプ道具も外での使用が主となるモノは、玄関脇収納においておくのが便利です。
③帽子やコートなどのアウター
帽子やアウターは、外出するときに使うモノですから、季節に合わせておいておくとちょっとしたお出かけの時にも便利です。
④お子さんのおもちゃや遊び道具
お子さんの外遊び道具も玄関収納にそのままいれておくと、家の中を汚す心配がないです。ボールや一輪車、お砂場セットなど、お子さんが手に取れる低い位置に収納ししておけば、便利です。
⑤自転車やベビーカー
自転車を玄関収納に入れることができれば、雨風から守れ、盗難の被害も軽減されます。特にロードバイクや電動自転車は高価なので、できるだけ安全に保管したいところです。自転車の空気入れや、ヘルメットなども一緒に収納しておくと探すこともなくて便利です。
ベビーカーが玄関先にあると、手荷物などを玄関に置いた状態で、安全にお子さんを乗せることができます。玄関脇収納ならたたまずそのまま置いておくこともできます。また、最近のベビーカーは、折りたたむとかなりコンパクトなので、場所を問わずに収納することも可能です。
⑥掃除道具
家の外をお掃除する道具も、収納しておくのもいいです。ホウキとチリトリくらいで十分ですが、出しっぱなしにせずにしまっておきましょう。
⑦玄関にあると便利な小物
玄関にあると便利な小物を、ゴチャゴチャさせずに一緒に整理することができます。
宅配便が来たときの印鑑や靴をお手入れ道具、虫よけスプレーや蚊取り線香、ペットのお散歩セットなど、おいておくと便利に使えます。出かけようと思った時に「忘れた!」となっても、家の中まで取りに戻らなくてすみます。
といった感じに、何を収納すると便利なのか、自分がどういう使い方をしたいか思い描いておくと、玄関脇収納の必要性が見えてきます。もちろん、家の外に大きな倉庫を設けたり、インナーガレージが収納の役目を担いますっていうのであれば、玄関脇に収納をつくるより、シューズボックスだけでいいでしょう。玄関脇収納(土間収納)は、用途を考えて設置を考えることで後悔することが少なくなります。
※玄関脇収納は土間収納とも呼ばれます。土間は、玄関を含め家の中にありながら靴をはいたまま過ごす空間を指します。土間収納は、その名の通り玄関脇などの土間に設けられた収納スペースのことをいいます。

ウォークインクローゼットだけで収納はOK?

お家の間取りに採用する室内収納を考えてみましょう。
室内の収納として設置されるものとしては、クローゼットがあります。さらに大きなものとして、ウォークインクローゼットもあります。ウォークインクローゼットは、主寝室のそばに置くことが主流になっていますが、実際つけてみると、使い勝手の面で公開されている方もいるそうです。
① かたちが使いにくかった
ウォークインクローゼットには、いくつかの型がありますが、収納したい物の量とウォークインクローゼットを使う人数を考えて最適な形にしないと、思うように使えないことがあります。型によっては、デッドスペースができてしまったりします。
② 思ったより狭かった
ウォークインクローゼットは、十分な広さがないとメリットを活かせません。収納したい物の量に合わせた広さにしなければ、収納しづらく取り出しにくいという問題が出てきます。また、通路に十分なスペースがなくて身動きが取りづらいという後悔も多いです。かといって、ウォークインクローゼットを大きくしすぎたことで居室が狭くなってしまうというデメリットもあるので、十分に検討が必要です。
③ ドアをつければよかった
ウォークインクローゼットにドアがないと中の様子が丸見えになったり、居室のホコリがクローゼットに侵入してしまいます。でも、ドアをつけると居室に圧迫感が出たり、収納量が減ってしまうことがあるため、ドアなしのウォークインクローゼットにする方も多いです。好みにもよるところも大きいので、こちらも十分に検討しましょう。
④ センサーライトにすれば良かった
ドアありのウォークインクローゼットの場合、人感センサーライトにすればよかったと後悔する方も多いです。特に他の箇所を人感センサーライトにしている場合、電気を消し忘れてしまうことが多く、ドア・扉を閉めていると電気がついていることにも気付きません。人感センサーライトにすれば、両手が塞がっても、消し忘れの心配がないため、無駄な電気代を使わずにすみます。
玄関脇収納に限らず、お家の収納は、ただ採用すればいいというものではなく、収納するものの量や使い勝手を検討する必要があるのです。
最近では、キッチンにパントリーをつけることも検討材料に入っています。
パントリーもウォークインクローゼットと同様につけることで便利になるものではあります。食器を隠す収納になりますし、食材を長期間保存するのに適した場所にもなり得ます。ですが、広さを考慮しないと使い勝手がなくなってしまう恐れもあるのです。

 

玄関脇収納設置のメリット・デメリットとは

[メリット]外で使うものをわけて収納できるなど


話を、玄関脇収納に戻しましょう。
玄関脇収納のメリットを考えてみましょう。
●玄関周りがすっきりできる
靴をたくさん整理してしまっておけるので、玄関に靴をたくさん出しっぱなしになったり、整理しきれない靴が溢れる何てことはなくなります。玄関がすっきりすることで、掃除が簡単になるメリットもあります。
●部屋の中に汚れを持ち込むことがなくなる
リビングなどの部屋の中に汚れを持ち込む心配がないのは大きなメリットです。汚れや重さが気になる自転車やベビーカーも収納できますし、ガーデニング用品など外で使用するものをそのまま置けるので部屋の中を綺麗に保てます。
また、雨や雪の日に濡れた傘やレインコートなどの部屋に持ち込みたくないような荷物も簡単に収納できます。
●重い荷物の一時保管場所にしておける
重い荷物を一時的に保管する場所としても活用できます。例えばすぐに使う必要のない荷物などが配達された際には、玄関脇に置くことで部屋の中に移動させる労力がかかりません。
また、ゴミの仮置き場にもできるので、ゴミの日がくるまでリビングやキッチンなどにゴミ袋を置いておかなくて済むのもメリットです。
●趣味の道具を収納するのに便利
玄関脇収納は、収納スペースが広い傾向にあり、大きな荷物を収納するのにも活躍します。例えば、キャンプ用品やバーベキュー道具、スキー板・スノーボード・サーフボード、ゴルフ用品などの、趣味で使用する大きな荷物の置き場所としても使えます。

[デメリット]居住スペースが少なくなる

玄関脇収納は便利である一方、デメリットもあります。
●玄関や部屋が狭くなる
広い玄関脇収納を設置するためには、玄関部分やその他の部屋のスペースをカットする場合もでてきます。収納のスペースを多く取ったことで玄関やその他の部屋の広さを圧迫して、生活スペースを窮屈に感じてしまうこともあります。
玄関脇収納を作る場合には、家の広さのバランスを考えてスペースを配分することが大事になります。
●湿気がこもることがある
外で使用したものを収納することが多く、濡れたものや汚れたものにより湿気がこもることがあります。湿気がこもるとカビの発生の原因になり、収納している荷物にも影響が出てしまいます。また、匂いも発生することがあるので、定期的に空気を循環させるなどの換気対策が重要です。
●荷物を置きすぎると逆に使い勝手がなくなってしまう
玄関脇収納には、荷物の仮置き場にすることができるため、何でもとりあえず、詰め込みすぎて整理整頓ができていない状態になることも少なくありません。荷物を置きすぎない注意が必要です。
高増工務店では、長い施工経験から、こうしたデメリットも軽減する方法を多数提案できます。お気軽にご相談ください。

 

施工例

2ndBASE-002 O様


高増工務店の規格住宅2ndBASEは、二つのモデルで展開しています。
一つは、平屋の5PEAKS。そしてもう一つは、この8PEAKSです。8PEAKSは、ロフトハウスです。
(詳しくは、こちらをご覧ください。)
山小屋風の大屋根が特長です。街中にももちろん、校外にもなじむ外観です。
屋根付きのウッドデッキは、アウトドアリビングとしてリビングと一体的に使えます。平日にのんびりできたり、お休みには、家族でBBQをするなど存分に楽しめます。
玄関脇収納には、大きな造作の棚を備えているため、たっぷりと収納できます。
また、主寝室は1階にあるので、生活スペースは、1階がメインになるため、まるで平屋のような生活も楽しむことができます。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

2ndBASE-001 H様邸


こちらは、平屋の5PEAKSです。
5PEAKSは、間口いっぱいのウッドデッキが印象的な建物です。
この施工例のお家は、左側の書斎の前の奥行きを大きくしています。アウトドア好きなオーナーの書斎から直接ウッドデッキに出られるため、ウッドデッキの方が書斎のようになってしまうそうです。BBQをするにも十分な広さですので、休日には、家族でゆっくり楽しめます。多少の雨なら防いでくれるので、多少天気が悪くても椅子に座ってティータイムを楽しめます。このウッドデッキは、下の空間に入れないように塞いでいるので、雑草対策や防虫対策も万全です。ウッドデッキの段差に腰掛けて、おしゃべりをしたり、ウッドデッキの上は、子どもの遊び場にも最適です。
外壁は、ウッドサイディングを用いているので、さらにナチュラルな印象になっています。
リビングは、天井を高くして平屋ならではの広い空間を実現しています。壁には、アクセントウッドを使って、山小屋の雰囲気をそのままにオシャレな空間に仕上げています。
2nd BASEは、ちょっとした汚れたものでも気にせずしまっておける玄関脇収納をほぼすべてのモデルに備えています。
お家アウトドアがコンセプトのお家です。外での用途がメインのアウトドアグッズをたっぷりしまって、充実のアウトドアライフを満喫いただけます。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

1stBASE-013 I様邸


こちらは、1stBASEの平屋のお家です。
1stBASEは高増工務店の注文住宅シリーズです。
レンガ、縦サイディングを採用した落ち着いた雰囲気の外壁。ネコちゃんと暮らす、ご夫婦2人の生活にピッタリなコンパクトでかわいいお家です。薪ストーブを設置し、スローライフを楽しむことができます。
玄関脇には、収納やランドリースペースにもつかえるお部屋を備えています。実は、ネコちゃんの遊び場でもあります。
このほかの画像は、こちらの施工例をご覧ください。

 

高増工務店の収納アイデア

導線を考えた収納場所

高増工務店では、収納を考える時にまず、導線を考慮します。
収納にいれているモノは、たいていの場合、家事につかうものが多くなります。したがって、使い勝手の良い収納は、家事導線においておくのが正解です。間取りを考える時に、この導線を考慮せず収納を置いてしまうと、広さが中途半端になったり、使い勝手が悪くなるためせっかくスペースを割いてつくった収納も無駄になりかねません。
高増工務店では、半世紀にわたる施工実績から、どんな間取りにどんな特徴が有って、また、お客様の要望にピッタリな間取りになるノウハウをたくさん蓄積しています。ぜひお気軽に相談ください。

玄関脇収納だけじゃなく、小屋裏…ジェリーズドア




高増工務店のアイデアとして、お客様に喜ばれているモノに、まず小屋裏収納があります。
といっても、小屋裏の用途はたくさんあります。書斎としての利用も可能ですし、天窓をつけてゲストルームや子ども部屋使ったりすることも。中でも希望が多いのは、やはり収納です。風通しを良くしてカビの防止をすることで、たくさんのものを置くことができます。
もうひとつのアイデアとして人気がるのは「ジェリーズドア」です。コンセントを隠しておくドアとして、あのジェリーのお家の入口のようにドアが着いています。こんな遊び心をお家に組み込むことで、日々の生活に安らぎをもたらすこともできるかと思います。
お家の購入は、安いものではありませんし、一生のうちに何度もするものではありません。しっかり情報を入手し、また、色々と相談してみてください。高増工務店では、そういったご相談は、大歓迎です。もちろん、相談したらかといって契約しなければならないなんてことは、全くありません。ぜひ、知りたいことや不安なことは、ため込まずにお気軽にご相談ください。


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