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コラム

建材ドアの種類〜洋風住宅に合うのはどんなドア

洋風住宅にピッタリのドアを探してみよう
玄関ドアをはじめ、各居室のドアや洗面やバスルームにはいるドア、クローゼットなど収納につけるドアなど、お家の中にはドアがたくさんあります。玄関ドアのようにお家の顔として考えるドアもあれば、水回りのドアは、機能的なものを選ぶことが多いかもしれません。
近年では、室内ドアを少なめにするというお家もありますが、玄関ドアはもちろん、ドアをみると室内の雰囲気も想像できてしまうこともあるほど、ドア=入口として大事な役割をもっていると思います。
和風のドアといえば、引き戸(特に玄関ドア)や格子戸が一般的です。また、舞良戸や、障子、襖なども和風のドアとして知られています。格子戸や障子、襖などは、和室にも取り入れられるので、なじみの深いものではないでしょうか?
では、洋風のお家のドアはどうでしょう?洋風のお家のドアときいてどんなドアが思い浮かびますでしょうか。「これは洋風」「これは和風」と明確に区切ることはないですが、ドアの種類として知っておくと、お家づくりの参考にあること間違いなしです。今回は、そんなドアについてのお話しです。

ドアの種類

開き戸


開き戸は、押したり引いたりして開閉するドアのことです。
シンプルな形状のため設置しやすく、多くの間取りで使われています。
開き戸は、使用する扉の枚数や開き方によって、さらに3つの種類にわかれます。
①片開き戸
片開き戸は、片側1枚の扉を開閉させて使うドアです。一般的に「開き戸」として、一番よく使われているドアが片開き戸です。前後に開閉させて使うため、設置場所の奥行きと扉が開く方向(開き勝手)に注意が必要です。
②両開き戸
両開き戸は、2枚の扉を中心から左右に開くようにして使うドアです。開口部を広くとれるのが特徴ですが、設置にスペースが必要なため、一般的な住宅よりも公共施設や学校などに設置されるケースが多いです。
③親子ドア
親子ドアは、メインとして使うドアの横に、サブとして小型の扉を取り付けたドアです。普段はメインのドアを片開き戸のように使い、大きな荷物の搬入などのときに、サブのドアを開けることで、通路を広くとることができます。
室内ドアのほか、玄関ドアにもよく使われている種類です。
<開き戸のメリット>
気密性が良く、音が少なく、掃除がしやすい特長があります。
<開き戸のデメリット>
扉を開閉する際にスペースをとるので高齢者や身体の不自由な方は使い難い。
 

引き戸


引き戸は、横にスライドして開閉するドアのことです。
車椅子を使っていても簡単に開閉できるため、どの世代でも住みやすいよう設計された「バリアフリー住宅」でも、よく採用されています。戸の枚数によって「3枚引き戸」や「4枚引き戸」と呼ばれるものもあるため、ドアの中でも特に種類が豊富なタイプです。
スライドさせる方向や引き込みスペースの作りによって、以下の4種類にわかれます。
①片引き戸
片引き戸とは、1枚の戸を左右どちらかにスライドして開閉するドアです。1枚の戸と1本のレールを使用するケースが多いですが、開口部が広いところでは2~3枚の戸を連動させて使うなど、柔軟な使い分けが可能です。
②引き分け戸
引き分け戸とは、一本のレールの上に設置した戸を、中心から左右にスライドして開くドアです。両側に引き込みスペースが必要になるため、設置には特に広い壁が必要です。
③引き違い戸
引き違い戸とは、左右どちらにもスライドできる、機能性に優れたドアです。左右どちらにも動かせるため、家具を置く場所や利き手を選ばずに使えます。2枚の戸を使ったものが多いですが、3枚以上の戸を使った3枚戸や4枚戸のタイプも、室内の間仕切りとして人気です。
④引き込み戸
壁の中に「戸袋」を作り、通常はむき出しになる引き込みスペースを隠したものです。通常、引き込みスペースにはコンセントや電気のスイッチを取り付けられません。しかし戸袋がある引き込み戸なら、通常の壁と同じようにコンセントやスイッチを設置可能になることが多いです。すっきりとした見た目にできるため、機能性とデザイン性の両方にこだわりたい方におすすめの引き戸です。
<引き戸のメリット>
開口部が広く取れ、出入りしやすい。風通ししやすい。
<引き戸のデメリット>
気密性をとりにくい。音がもれやすい。レールにゴミが溜まりやすいなどのほか、引き込み戸にしない場合は、扉収納部の壁面を使えないといったデメリットがあります。
 

折れ戸


※写真はイメージです。
折れ戸は、折りたたむように開閉させるドアです。開き戸や引き戸と比べて、奥行きや幅が限られたスペースにも取り付けできます。片開き戸と比較すると開閉スペースを約3分の1に抑えられます。ドアを引き込むためのスペースがなくても設置できるため、クローゼットやパントリーなどの収納扉にもよく使われています。
折れ戸は設置場所と扉のサイズにより、次の3つの種類に分けられます。
①折れ戸ドア
折れ戸ドアは扉を折りたたむようにして使うため、少ないスペースでドアを開閉できます。上部のハンガーレールと下部のガイドレールで扉を固定します。近年はお手入れのしやすさを考慮された、上部のハンガーレールのみ使った上吊りタイプの人気が高いです。
②間仕切り戸(折れ戸タイプ)
開口部を広くとりたいけれど、両側に引き込みスペースがとれないときにおすすめのドアが、折れ戸タイプの間仕切り戸です。ドアを開放状態にしたいときも、扉の出幅が少ない折れ戸は邪魔になりにくく、スペースの有効活用が見込めます。
③クローゼット折れ戸
2組の折れ戸を中心から左右に押し開いて使うドアです。引き戸よりも開口部を広くとれるので、収納したものが一目でわかりやすくなります。引き込みスペースが必要ない上に、天井と床にレールが取り付けられるため、壁一面にクローゼットを取り付けるときにも採用されます。
<折れ戸のメリット>
開口部のスペースが少なく設置できます。デットスペースが少なくなるメリットがあります。
<折れ戸のデメリット>
引き戸に比べ、折りたためる分、開口部が狭くなります。レール部の掃除がしにくいといったデメリットがあります。
 

ドアはどちらに開くもの?

開き戸の場合、ドアは、室内側に開くものと室外側に開くものがあります。
一般に住宅の居室のドアは内開き、玄関ドアは外開きが多いです。一方、トイレのドアは、住宅では外開き、公共施設では内開きの場合が多いです。
●内開きを採用する理由
防犯上の配慮や、廊下での通行の邪魔にならないように、ということが理由とされています。
●外開きを採用する理由
玄関ドアは、雨仕舞いがよいことや、靴の脱ぎ履きをする際に邪魔にならないように、という配慮が理由として挙げられます。海外では、内開きの玄関ドアが主流の国もあります。
 
また、開き勝手(右開き/左開き)は、利き手で開けることを考えると、右利きの人は右開き、左利きの人は左開きが使いやすい場合があります。
玄関ドアの場合は、家の構造や、インターホンなどの設備の位置によって、最適な開き方が異なります。
 

 

洋風住宅に採用されることが多いドア

ハイドア


※写真はイメージです。
近年「オシャレなお家」と検索すると「ハイドア」を使ったインテリアを目にすることが、多くなりました。
「ハイドア」とは言葉の通り、一般的な高さ2m程度のドアよりも背の高いドアです。床から天井まで達するように天井高で納めたドアを指すことも多いです。余裕をもった佇まいが、空間に高級感や洗練された印象を与えてくれます。
最大のメリットは、ドアを開け放ったときの開放感です。開口が大きいので空間が広く感じるのと同時に、取り込める光の量が多いため明るく感じます。
天井高で納めるとこの垂れ壁(ドア上部から天井までの間の壁)がなくなりドア周りの印象がとてもすっきりします。ドア枠やノブが目立たないように設計されているものが多いので、その面でもシンプルでスタイリッシュな印象を与えます。
開き戸、引き戸、折れ戸など、様々な種類があるので、さまざまな場所に設置が可能です。
一方で、一般的なドアより高価になる場合もあり、高さもあるので日常生活の中で、掃除が大変になるといったデメリットもあります。
 

ハンガードア/バーンドア

■ハンガードア
ドアの上部に取り付けられたレールに吊り下げて開閉する引き戸の一種です。床にレールがないため、段差がなく、バリアフリーな空間が必要なときに採用されることが多いです。また、大型の開口部にも対応可能で、工場や倉庫などでよく利用されます。
比較的軽い力で開閉が可能なうえ、メンテナンスも容易であるといったメリットもあります。
デメリットとしては、開閉時にドアの左右にスペースが必要だったり、建物構造への荷重計算や風圧対策が必要な場合があります。設置費用が比較的高くなる場合もあるので、注意が必要です。
■バーンドア
アメリカの納屋や倉庫で使われていた引き戸の一種で、むき出しになったレールやローラーが特徴的なデザインのドアのことです。近年、個性的な見た目や重厚な雰囲気から、一般住宅の室内ドアや間仕切りとして、また、店舗やオフィスなどでもおしゃれなインテリアアイテムとして人気を集めています。
バーンドアという名前は、英語の「barn (納屋)」に由来し、もともとは農場の納屋や倉庫で使われていたドアです。
素材は、木製やアイアン製、ステンレス製などがあります。ヴィンテージ風、インダストリアル風、シンプルモダンなど、様々なデザインがあるので、お家のイメージに合わせて選択が可能です。設置可能は、リビングとダイニングの仕切りや寝室とクローゼットの仕切り、水回りなど多岐にわたります。
メリットが多いバーンドアですが、一方で、隙間が大きくなる場合があったり、イージークローザー等を装着しないと、開け閉めが重くなったり、音が気になる場合もあります。
 

こんなドアも〜ユニークなドア

■パネルドア
複数のパネル(板状の部材)を組み合わせて作られたドアです。間仕切りや目隠しとして使用されることが多く、折り畳み式で開閉するのが特徴です。樹脂製パネルが多く、水や汚れに強く、お手入れがしやすいものが多いです。
同じようなものでアコーディオンドアがありますが、パネルドアとアコーディオンドアは次のような違いがあります。
パネルドア→パネル状の板を繋ぎ合わせたもの。
アコーディオンドア→蛇腹状の柔らかい生地を折り畳むもの。
■回転ドア
費用と大きな設置スペースが必要となるため、住宅で採用されることはなかなかないですが、建物の出入り口に設置され、中心の軸を中心に回転する扉です。主に、空調効率の向上や、外気の影響を遮断する目的で使用されます。自動回転ドアには、安全装置が搭載されており、挟まれ事故などを防ぐための工夫がされています。


■隠しドア
一見、ドアとは思えないものが、実はドアになっているものです。ドラマに登場することも多いです。
外見は、本棚や収納棚が多く、本棚も収納棚も本来の用途として使用できるのも特長の一つです。お部屋への入口としてもお部屋につながる通路や廊下の入口としても採用されます。



■ジェリーズドア
高増工務店オリジナルのドアです。
と、いってもその名通りジェリー(トムとジェリーに登場するねずみのジェリー)のお家の入口に見立てたインテリアです。
コンセントカバーとして利用したり、あそびごころとして用途はなくつけたりすることが可能です。
 

デザイン的な視点からみた洋風住宅のドア


■玄関ドア
木製のパネルドアが、基本となっていて、多く選ばれます。もちろん、他の素材のものもありますが、洋風のお家によくにあうのは、木製パネルドアといえるでしょう。
上部や上半分にガラスをもちいたものや部分的にステンドグラスを用いたものなど選択肢はたくさんあります。
お家全体の雰囲気に合わせた選択が調和を生み出します。


■室内ドア
室内の各居室のドアも、やはり基本は木製パネルドアになります。
北米の住宅のクローゼットや物置に使われることが多いフルルーバードアは、扉全体がルーバー状になっているドアのことです。ルーバーとは、羽板(はいた)を平行に並べたもので、風や光を通すために使われます。
居室に用いられるドアは、洋風のお家でも室内のイメージを想像できるものが多く選ばれます。
 

 

よく見ると個性が溢れるドアがあるお家[施工例]

アーチの似合う北米スタイルのお家(レンガの家-009 S様邸)


北米の邸宅をモダンな感覚でデザインした住まいです。建物全体をレンガで施工し重厚感を醸しだしています。アーチの玄関ポーチをファサードのアクセントにし優しさを演出しています。玄関ドアは、木製両開きのパネルドアです。重厚感のあるレンガのアーチにも負けない雰囲気を醸し出しています。
玄関を入るとリビングの入口も大きな両開きのドア。こちらは、ガラスを多く使っていますが、素通しのガラスではないので、中の様子はぼんやりと見える感じになっています。
薪式暖炉を設けたことでゆったりとした空間の中で優雅に爽やかに暮らしを楽しめます。見た目は平屋建てですが2階があります。2階には小さなお部屋を設け、趣味に使用できるようにしてありプライベートな空間を楽しむことができます。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
 

玄関ポーチの大きなアーチが目を引くお家(レンガの家-003 U様邸)


重厚感のあるレンガのお家です。
2階まである大きなアーチの玄関ポーチが特長のひとつです。玄関前のアプローチなどの門柱、家の周りの花壇もすべてレンガ積みです。大きなパティオ(中庭)にはレンガ造りのBBQコンロを設置。お休みのときなど、ご家族やお友達とみんなでゆっくり楽しめます。
広々としたエントランスには、床に大理石のタイルを敷きつめ、奥には贅沢なサーキュラー階段を設置。玄関を入っただけで洋風の内観をたっぷり感じることができます。
室内には、造りつけのコラムや家具を配置しています。
天井との境目のモールや腰壁にパネルを用いることで、和風の住宅にはない空間をつくっています。リビング設けられた3連のパネル引き戸を開けると和室があります。リビング側からは、洋風、和室側からは和風の空間を違和感なく仕切っています。
L字に組んで壁側にシンクとコンロを配置し、たっぷりの作業スペースを確保している造作キッチン。アイランドに作業台もあるので、複数人で楽しくお料理…なんてことも可能です。
2階の各居室には、収納スペースをたっぷり備えているので、ものにあふれることなく、すっきりとした空間で過ごすことが可能です。
延床面積55坪の中に、洋風のお家のエッセンスが満載のお家です。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
 

大屋根が似合うドイツのお家(1stBASE-015 U様邸)


大きな屋根が特徴のドイツのお家です。外壁にはレンガを使用し重厚感を演出しています。玄関は、大きな開き戸の親子ドアです。ガラスの細工もお家全体の雰囲気によく調和しています。
室内は腰板や無垢材をたくさん使ったナチュラルなお家に仕上がっています。この字型のキッチンは収納もたくさんあります。リビングの収納ドアには、通気性を高めたフルルーバードアを使い、洋風の雰囲気に仕上げるとともに、機能性もアップしています。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
 

 

どんなドアを選ぶかで印象が変わります

お家の雰囲気にあわせるか?個性を前面出すか?


洋風のお家に似合うドアといっても、その選択肢は多岐にわたります。
お家づくりは、どこから作らなければないといった決まりはありません。気に入ったドアから間取りや外観を決めていくのも一つの手段です。オーナー様の気に入ったドアは、落ち着いた重厚感のあるドアのときもありますし、個性が溢れるユニークなこともあります。ですが、多くのオーナー様は、初めてのお家づくり。ドアから全体を決めるといっても限界があります。そんなとき、経験豊富な施工業者であれば、いつでも相談に乗ってくれることでしょう。高増工務店もそんな経験豊富な工務店です。社内に設計士がいるので、ドアから、お家全体をデザインすること、さらにお好みに合わせた洋風のお家を創り上げていきます。もちろん、費用の相談も。趣味嗜好を優先すると必然的に費用が増えていくものです。そんなときでも、私たちは、豊富な経験とアイデアで効果的に対応していきます。
四日市を中心とした施工エリアお住まいで、洋風のお家に興味がある方は、ぜひ一度相談してください。施工エリアにあわせたここだけの洋風のお家に仕上げていきます。お家づくりには、経験にエビデンスを持つ事柄が、とても多いです。だからこそ、何度も打ち合わせをして、決めていくことが必要になります。高増工務店では、こうした打ち合わせ大歓迎です。もちろん、「まだ、お家をつくるか決まってないけどこんなこと聞きたいな」とか「わからないことがありすぎて、どこからはじめていいか…」といった、お問い合わせも大歓迎です。
 
高増工務店は、創業以来、半世紀以上多くの施工実績があるので、空間づくりは、経験に基づくアイデアが一番です。こうしたアイデアや施工実績には、「地場のアイデア」もあります。地場のアイデアは、施工エリアの気候や風土、人気や特製などを考慮した提案のことです。設計士が内部にいるので、検討内容を整理して、しっかり考えていただいて、納得のいくお家を提供しています。お家のことなら、新築でもリフォームでもどんなことでもお気軽にお問い合わせください。相談にしたからといって、必ずお家を購入しなくても大丈夫です。オンラインでも対面でも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。資料請求もお待ちしています!


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