COLUMN
コラム
インテリアメンテナンスを考えることで見えてくる住宅のかたちとは?[内観(インテリア)編]

外観と同じように内観(インテリア)もまた、メンテナンスや掃除を考慮すると、長く住めるお家になる可能性があります。
内観は、外観に比べて経年劣化が少なく、雨や風にさらされることがないので、長持ちするように思われるのではないでしょうか?はたして、本当にそうでしょうか?例えば、キッチンや浴室など水回りは、劣化や汚れの集中する箇所でもあります。日々の掃除はもちろん、劣化が目立つ箇所でもあります。内観もまた、メンテナンスを考慮することでお家の有り様も変わってきます。また、外観と同じく、素材の違いで、メンテナンスや掃除の頻度も変わってきます。
今回は、そんなメンテナンスや掃除のしやすさの観点から、お家の内観、間取りを考えていきます。近年、流行の土間や小屋裏のメンテナンスについても紹介しますので、お家をつくるときの参考にしてみて下さい。
目次
お部屋やパーツ別の内観メンテナンス
壁紙のメンテナンス

壁紙には、素材によっていくつかに分かれます。
①ビニールクロス
ビニールクロスは、日本の多くの住宅で使われている壁紙素材です。塩化ビニール樹脂(PVC)を原料としてシートの裏側に、紙などの施工用シートを貼り付けています。さまざまな細工ができるため、デザインやカラーの選択肢が多い素材です。また、価格も安く、水を弾くため防汚機能や耐水機能に優れているので、キッチンやトイレなど水回りに使用されることも多い素材です。一方で、加工時に使用される接着剤や安定剤に、ホルムアルデヒトが含まれるため、環境や健康に影響が出る場合があります。シックハウス症候群などのアレルギーを引き起こすリスクもあるので、アレルギーをお持ちの方は、気をつける必要があります。
②紙クロス
パルプや和紙・ケナフが原料の壁紙素材です。デザインの幅が広く、洋紙タイプの壁紙であれば、洋風のインテリアにも馴染みます。紙を素材にしているので、通気性に優れ吸音性もあります。上品な質感があって、色や柄も豊富なので個性的な雰囲気をつくることができます。環境にやさしいので健康面でもリスクの少ない素材です。
ビニールクロスにくらべて費用が高くなり、下地処理の丁寧さにより持ちが変わってくるので、考慮が必要です。
③布クロス
レーヨンや絹、麻、フェルトなどの素材を使用した壁紙です。他の壁紙素材よりも重厚感があり、高級感も演出できるため、住宅だけでなくホテルや美術館にも採用される事の多い素材です。破れにくく、湿気や水にも強い耐久性の高さも魅力です。また、通気性にも優れています。一方で、ホコリがつきやすいため、定期的にはたき掛けや乾拭きなどのメンテナンスをすることが大事になる素材です。汚れが落ちにくいので、子ども部屋など汚れやすい場所には避けた方がいい素材です。
④木質系クロス
コルクや銘木を薄くスライスしシートタイプしたものや、施工した壁板をそのまま見せるものがあります。木の質感を活かした温もりある空間づくりにおすすめの壁紙素材です。高級感やナチュラルな雰囲気を演出でき、経年美化を楽しめる素材です。木質系クロスは一般的な壁紙よりも高額になりやすいので、壁一面ではなくアクセントとして使用することも多いようです。
⑤珪藻土クロス・漆喰クロス
「無機質系クロス」とも呼ばれ、天然素材である珪藻土や漆喰を内装材向けに加工したものを指します。あくまでも壁紙なのですが、本物の塗り壁のように趣のある和の空間を演出できる点が特徴で、和室によく使用されます。湿度を一定に保つ調湿機能や消臭効果がある珪藻土やしっくいは、ペットのお部屋の壁紙としておすすめです。塗り壁よりリーズナブルに珪藻土やしっくいを実現することができます。ビニールクロスなどに比べて薄い傾向にあるため下地や壁の継ぎ目が目立たないよう施工するには、熟練の技が必要です。
⑥オレフィン系クロス
合成樹脂を主原料にしたプラスチックの壁紙です。見た目はビニールクロスにとても似ています。大きな違いはビニールクロスが持つ有毒性が少ない点で、ビニールクロスの機能性やデザイン性はそのままに、ビニールクロスよりも環境に配慮された壁紙です。ビニールクロスの欠点を解消した壁紙なので、その分どうしてもビニールクロスよりも価格が高くなってしまう傾向があります。
素材により、多少の違いは有りますが、基本的なお手入れは、日常的なホコリや汚れを落とすことから始めます。ビニールクロスやオレフィン系クロスは、固く絞った雑巾で水拭きし、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用します。その後、必ず水拭きで洗剤を落とし、乾拭きで水分を取り除くことが重要です。
紙や布、珪藻土のクロスは、水拭きは厳禁です。ホコリは化学モップやハタキで取り除き、汚れがひどい場合は、専用のクリーナーや消しゴムなどを使用します。珪藻土やしっくいは、サンドペーパーを用い軽くこすることで汚れを落とすこともできます。
また、壁紙の素材や状態によっては、プロのクリーニング業者に依頼するほうがいいこともあるので、施工業者に相談するといいです。
壁紙は日頃からメンテナンスを行いながら、使用状況に応じて5~10年を目安に貼り替えが、おすすめです。
床材のメンテナンス

床材の種類は、大きく分けてフローリング、カーペット、クッションフロアなどがあり、それぞれに適したメンテナンス方法があります。フローリングは、無垢材と複合材でメンテナンス方法が異なり、無垢材は水に弱く、複合材は水拭きや中性洗剤が使えます。カーペットは、素材によって耐久性や手入れのしやすさが異なり、クッションフロアは水拭きや中性洗剤でのお手入れが可能です。
①フローリング
・無垢フローリング/天然木を使用しており、自然な風合いが魅力ですが、水に弱く、シミになりやすいです。こまめな乾拭きや、必要に応じて専用クリーナーでの手入れが推奨されます。塗装の種類によっては、定期的なワックスがけが必要な場合もあります.
・複合フローリング/合板に薄い天然木の板やシートを貼り合わせたもので、耐久性が高く、比較的メンテナンスがしやすいです。水拭きや中性洗剤、重曹などを使った掃除も可能です。ただし、無垢材に比べて傷がつきやすく、一度ついた傷は補修が難しい場合があります.
②カーペット
ウール、ナイロン、ポリエステルなど様々な素材があり、それぞれ特性が異なります。ウールは高級感がありますが、手入れが大変で、ナイロンは耐久性が高く、ポリエステルはコストパフォーマンスがよいです.
掃除機でのこまめな清掃が基本で、汚れがひどい場合は、カーペットクリーナーや中性洗剤を使用します。水拭きができない素材もあるため、注意が必要です.
③クッションフロア
水に強く、汚れも落としやすいため、水回りやキッチンなどに多く使われます。防カビ・防汚加工が施されているものを選ぶと、より清潔に保てます.掃除機でホコリを取り、固く絞った雑巾で水拭きするのが基本です。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使用し、最後に水拭きで仕上げます。定期的なワックスがけも効果的です.
その他
④フロアタイル
耐久性が高く、水にも強いので、店舗や事務所などでも使われます。掃除は、掃除機でホコリを取り、固く絞ったモップや雑巾で水拭きするのが基本です。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使用し、最後に水拭きで仕上げます。
床材の交換頻度は、素材の種類や使用状況によって大きく違ってきます。一般的に、フローリングは10~20年程度、クッションフロアは10年程度、カーペットは5~6年程度が交換の目安とされています。ただし、汚れや傷みがひどい場合は、耐用年数に関わらず交換を検討する必要があります。
吹き抜けのメンテナンス

吹き抜けのメンテナンスは、主に掃除と換気、そして照明や窓のメンテナンスに分けられます。掃除は、柄の長いモップやワイパー、ハンディモップなどを活用し、定期的に行うのがおすすめです。換気は、カビの発生を防ぐために大事で、天窓や高窓を活用すると効果的です。また、照明には、注意が必要です。長持ちするLED電球を使用したり、昇降式の照明器具を選ぶことでメンテナンスが楽になります。
間接照明のメンテナンス

※写真はイメージです。
間接照明のメンテナンスは、照明器具やランプの清掃、そして必要に応じて光源の交換を行うことです。定期的な清掃は、明るさの低下を防ぎ、器具の寿命を長く保つために重要です。また、光源の交換時期は、LED照明の場合は「70%の明るさになる時間」を目安にするとよいでしょう。
間接照明は、基本的に影に隠れたところに照明器具があるので、掃除やメンテナンスがしにくいことがあります。設計時に工夫することで、メンテナンスがしやすくなるので、設置場所や器具のかたちを施工業者に相談することが大切です。
窓ガラスのメンテナンス
柔らかい布で乾拭きし、ちょっとした汚れは水拭きします。しつこい汚れはガラスクリーナーや薄い中性洗剤で落とし、洗剤分をしっかりふき取った後、乾拭きしてください。指紋や軽い汚れにはアルコールも有効です。消毒用エタノールやアルコールの入ったキッチン用の衛生スプレーなどでさっとふき取ってください。
破損やキズが付いた場合は、交換が必要になることは、もちろんですが、窓ガラスは紫外線や外気との温度差で劣化することがありますので、築20年、30年のお住まいの窓ガラスは交換を検討する必要があります。
近年、断熱性や防音性、防犯性などから人気がある複層ガラス(ペアガラス)の交換頻度は、一般的に10年から15年程度が目安とされていますが、使用状況や環境によって異なります。複層ガラスの中間層の劣化により断熱性能が低下するため、交換が必要になる場合があります。
水回りのメンテナンス

水回りのメンテナンスは、快適な住環境を維持するために重要です。定期的な掃除や点検、必要に応じた修理や交換を行うことで、水漏れや詰まりなどのトラブルを防ぎ、水回りを長持ちさせることができます。
日常的には、定期的に掃除することが大事です。可能なら、毎日掃除するのが理想ですが、コーティング剤を使うことで、頻度を減らすことができます。
また、排水管の詰まり、水漏れ、蛇口の不具合などは、定期的にチェックするとよいです。必要に応じて、専門業者による点検や清掃を依頼するとより長持ちします。水回りは、一度劣化が進むと速度が速くなる傾向があるので、早めに交換を検討しましょう。
水回りの交換時期は、一般的に10~20年程度が目安とされています。
[交換時期の目安となるサイン]:
10年未満/蛇口からの水漏れ、水栓の故障、排水口のつまりなど、部分的な不具合が発生しやすくなります。この段階では、部品交換で対応できる場合もありますが、全体的な劣化を考慮して交換を検討するのも良いでしょう。
10~15年/トイレや洗面台の便器やボウルにひび割れや汚れが目立つ、収納スペースが不足する、シャワーヘッドやホースの劣化などが気になる場合は、交換を検討する時期です。
15~20年/キッチンや浴室の設備全体が古くなり、使い勝手が悪くなる、清掃が難しくなる、故障が増えるなどのサインが見られる場合は、交換を検討しましょう。
20年以上/表面上は問題なくても、配管の劣化が進んでいる可能性が高く、水漏れなどの重大なトラブルが発生するリスクが高まります。できるだけ早めにリフォームを検討しましょう。
その他
・アクセントウッドのメンテナンス
アクセントウッド(ウッドデッキやウッドフェンスなど)のメンテナンスは、素材(天然木か人工木か)や設置場所、使用状況によって異なります。天然木の場合は、定期的な塗装(1〜3年毎が理想です)と汚れ落としが重要で、人工木の場合は、主に汚れを落とすメンテナンスが中心となります。
・アクセントレンガのメンテナンス

本物のレンガは、無機質で紫外線や雨風に強く、カビやコケも生えにくい為、基本的にメンテナンスフリーです。ですが、損傷があった場合は、補修が必要になります。内観で使用している場合は、ほとんど劣化しないので、半永久的に使えるといっても過言ではありません。一方で、リフォームをふくめデザインの一新が、難しいことがおおいです。
土間・小屋裏のメンテナンス
土間

近年のアウトドアブームで、汚れたものを直接持ち込めるように玄関脇収納に採用したり、DIYをするスペースに採用することが多い「土間」。土間のメンテナンスは、どうでしょうか?
土間のメンテナンスは、日常的な清掃と定期的な保護が重要です。日常的な清掃では、ほうきやデッキブラシでゴミや汚れを取り除き、水拭きで清潔に保ちます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めて使用することもできます。定期的な保護としては、コンクリート用のワックスやシーラントを塗布することで、劣化を防ぎ、美観を保つことができます。また、ひび割れやシミが発生した場合は、早めに補修することが大切です。
土間の交換頻度は、一般的にコンクリート土間の場合は15年から20年程度とされていますが、実際にはひび割れや沈下などの劣化状況によって異なります。定期的なメンテナンスや補修を行うことで、土間の寿命を延ばすことが可能です。コンクリート以外の場合は、素材や使用状況によって異なります。例えば、砂利敷きの場合は定期的な補充が必要になります。
小屋裏
小屋裏を居室として用いる場合は、壁紙や床材のメンテナンスが必要となります。
ですが、居室としていない、小屋裏(屋根裏)のメンテナンスは、建物の寿命を延ばし、快適な居住空間を維持するために重要です。定期的な点検と適切な換気、防湿対策が欠かせません。
天井裏の点検口を開けて、小屋裏の状態をチェックします。点検口がない場合は、設置を検討すると良いです。築10年を目安に点検を始め、築20年を過ぎたら年1回の点検が推奨されます。雨漏り、結露、断熱材の劣化、電気配線の状態、害獣の侵入などを確認します。
小屋裏を収納として利用している場合、換気の必要があります。湿気が籠もりやすいので換気場所や換気方法を工夫して収納しているものはもちろん、壁や床の保護するようにしましょう。
アイアンパーツのメンテナンス
洋風のお家では、階段の手すりなどにアイアンを使うことがあります。
普段のお手入れは乾拭きだけでOKです。落ちにくい汚れやサビには中性洗剤が効果的なので、利用します。水気・汚れはすぐに拭き取ることでサビを防ぐことができます。頑固なサビができてしまった場合には、サンドペーパー・ワイヤーブラシを使用してメンテナンスを行います。
アイアンパーツの交換頻度は、素材の耐久性や使用状況、メンテナンス状況によって異なりますが、10年から20年程度が目安とされています。
定期的なメンテナンスがあるとより永く住めるお家[施工例]
2025年8月2日~3日に見学会開催!パティオのあるお家



ちょうどいい機能と心地よさがある私たちらしい家。
若いご夫婦が選んだのは、心にやさしく、日々によりそうモダンな家です。3LDKにサービスルームとパティオ。心地よさと機能をそなえた間取りです。
キッチンは奥様のこだわりがつまった素敵なオーダーメイドキッチン。パティオではグリーンを育てたり、ハンモックでゴロゴロしたり・・・シンプルだけど心がほっとする。「私らしさ」がしっくりくるお家です。
8/2〜3は見学会を開催しますので、こちらからお申し込み下さい。
真っ白のしっくいの外壁がオシャレなお家(1stBASE-010 S様邸)

真っ白な漆喰とオレンジの屋根瓦…南欧に建っていてもおかしくない(日本にあります)おしゃれなプロバンス調のお家です。
漆喰は耐久性が高く、二酸化炭素を吸収することで硬くなるため、経年劣化するどころか、年月を経るほどに耐久性が向上する近年、再び人気がでています。
駐車スペースから、屋根瓦に合わせた、オレンジ系のおしゃれな石畳のアプローチを進むとシンプルなアーチ壁(R垂れ壁)の奥に玄関があります。
このアーチ壁は、おしゃれなだけでなく、日射遮蔽と目隠してきな役割をになっています。
玄関脇には大人かわいい落ち着いたの郵便受け。
内観は白壁とダークブラウンの木。シンプル中にもモダンな印象になるように、吹き抜けにあえて梁をみせています。
リビング階段の下には、ゲーム機を収納できるスペースを用意しました。ゲーム機っておしゃれな形ではあるのですが、使わないときは、結構全雑になるので、この収納は、とても便利です。
階段の踊り場には、仕事部屋(書斎)を設けています。リビングに面しているので、ここで仕事をしていても、家族の声や気配も身近に感じられます。
背面は白壁なので、オンラインミーティングの際にも周囲を見られても気になりません。カウンターの下に間接照明のように照明を設置しているので、手元は明るくなりますが、不必要に周囲を照らすことはありません。
こんな感じにスキップフロア的にスペースを有効利用してプライベート空間をつくったいい例です。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
アウトドアリビングを備えたナチュラルテイストの平屋のお家(2ndBASE-001 H様邸)

鈴鹿セブンマウンテン(鈴鹿山脈)にピッタリな高増工務店の規格住宅、5PEAKSは、平屋モデルです。間口いっぱいのウッドデッキが印象的な建物です。
この施工例のお家は、一見切り妻ですが、室内空間を広くするため、若干ですが、招き屋根となっています。
左側の書斎の前のウッドデッキは奥行きを大きくしています。キャンプ大好きなオーナーの書斎から直接ウッドデッキに出られるため、ウッドデッキの方が書斎のようになってしまうそうです。BBQをするにも十分な広さですので、休日には、家族でゆっくり楽しんでいるそうです。多少の雨なら防いでくれるので、天気が悪くてもつい椅子に座ってティータイムをしてしまうとのこと。このウッドデッキは、下の空間に入れないように塞いでいるので、雑草対策や防虫対策になっています。子どもたちは、ウッドデッキの段差に腰掛けて、おしゃべりしたり、ウッドデッキの上でよく遊んでいるそうです。
外壁は、縦のウッドサイディングを用いているので、ナチュラルにかつ山小屋のような印象に。
2nd BASEは、ちょっとした汚れたものでも気にせず、しまっておける玄関収納をほぼすべてのモデルに備えています。
リビングは、天井を高くしているので、広い空間を実現しています。壁には、アクセントウッドを使って、山小屋の雰囲気をそのままにオシャレな空間に仕上げています。
キッチンは、コンパクトですが、カウンターを備えているので、リビングを見渡せ、ご家族とのコミュニケーションもとりやすくなっています。パントリーも備えているので、キッチン周りはシンプルに使えます。
キッチン→洗面→ランドリールーム→マスターベッドルーム→リビング→キッチンとぐるっと一周できる動線になっているので、家事が楽になります。
書斎は、趣味の道具を整理して置くために造作の棚を豊富に設置しています。書斎からウッドデッキに直接でることができるので、仕事の合間の息抜きにもピッタリです。
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
メンテナンスを考慮した間取りは、長く住める?
メンテナンスを考慮するだけが、お家づくりではありません

外観と同じく、メンテナンスのことを過度に考えることは、お家づくりの楽しさを半減してしまうことがあります。
注文住宅をつくることは、一生のうちに何度もできることではありません。その上で、住みはじめてからのメンテナンス、ランニングコストを考慮することは、大切なことです。とはいえ、壁紙一つを選ぶにしても、メンテナンスにお金が掛かる可能性があるからといって、気に入った壁紙を使わないのは、もったいないかもしれません。
高増工務店では、お家づくりで大切なのは、ご自身のライフスタイルを充実させるお家であることと考えています。メンテナンスにおいてデメリットになることも多い素材を選択したとしても、ご自身のライフスタイルを充実させ、満足のいくものであれば、そこを優先させるべきと考えます。永く住むためにメンテナンスやランニングコストを考えることは大切ですが、過度に取り入れることで、今のライフスタイルを楽しめなくなるのでは、せっかくのお家がもったいないです。
私たちは、長年の経験から、ご希望の外観に考慮すべきアドバイスは、積極的にしています。デメリットも納得の上、また妥協点を探しながら、理想のお家に近づけてゆく。そうしたことが、長く住んでいただけ、永いお付き合いになることになると信じています。
私たちは、後悔しない満足のいくお家づくりをサポート、施工したいのです。お家づくりには、経験にエビデンスを持つ事柄が、とても多いです。だからこそ、何度も打ち合わせをして、決めていくことが必要になります。高増工務店では、こうした打ち合わせ大歓迎です。もちろん、「まだ、お家をつくるか決まってないけどこんなこと聞きたいな」とか「わからないことがありすぎて、どこからはじめていいか…」といった、お問い合わせも大歓迎です。
高増工務店は、創業以来、半世紀以上多くの施工実績があるので、空間づくりは、経験に基づくアイデアが一番です。こうしたアイデアや施工実績には、「地場のアイデア」もあります。地場のアイデアは、施工エリアの気候や風土、人気や特製などを考慮した提案のことです。設計士が内部にいるので、検討内容を整理して、しっかり考えていただいて、納得のいくお家を提供しています。お家のことなら、新築でもリフォームでもどんなことでもお気軽にお問い合わせください。相談にしたからといって、必ずお家を購入しなくても大丈夫です。オンラインでも対面でも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。資料請求もお待ちしています!
新築はもちろんフォームに関するお問い合わせ、ご相談を承ります。
「お問い合わせ・資料請求」「お家づくり相談」よりお気軽にお問い合わせください。・
また、完成したお家をじっくりご覧いただけるイベントや季節に合わせたイベントも定期的に開催しています。ご都合のよいときにご参加お待ちしています。
