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建築あらためて、平屋の魅力を考よう〜まだまだ続く人気の秘密[施工例も]
以前は、平屋といったら、「昔の家」「古い時代のお家」「古民家」というようなイメージだったのかもしれませんが、現代では、スタイリッシュでオシャレなお家といったイメージを抱かれる方が多いそうです。近年、住宅寿命が延び、80年先100年先も快適に住める家が可能になっています。(定期的なメンテナンスは必要ですが…)
老後のことを考えるとフラットな間取りは、とても魅力的です。ですが、平屋を購入、新しく建てる場合、最も気になるのは、「広さ」ではないでしょうか?
どのくらいの「広さ」があれば、快適な平屋となるのでしょう?
今回は、「平屋の広さ」をキーワードに、四日市市周辺の平屋事情をお伝えします。
目次
平屋のメリット・デメリット
平屋のメリットとは?
平屋とは、簡単に言うと「一階建てのお家」です。
昔は、平屋のお家の方が、一般的で、二階建てのお家の方が珍しかったのですが、今では、逆に新築住宅の主体は、二階建てになっています。四日市市の市街地をはじめ、名古屋、大阪、東京などでは、三階建ても一般的になってきました。こんな中で、全国的に大人気の「平屋」には、どんな魅力があるのでしょう?
まずは、メリットです。
①ワンフロアならではの移動しやすさ
一番の特長は、何と言ってもワンフロアで暮らしが完結するということです。階段を使った、上下の移動がないため、家の中の移動は楽で、家事動線もシンプルになります。また、階段が無いので、ドアや廊下のスペースが不要になるうえ、横の方向に広がりをつくれるので、開放感を生み出してくれます。さらに、2階がない分、天井を高くしたり、勾配天井にしたりと、空間演出がしやすくオシャレな仕上がりになります。
②ご家族の一体感
平屋は、家族とのコミュニケーションを取りやすい空間を作り出してくれます。子供や家族の誰かが個室にこもっていても、気配を感じることができ、自然と声もかけやすくなります。
③構造的に強い
一般に建物は、重心が低ければ低いほど、地震に強いと言われています。重心が低く、土地と接している面積の大きい平屋は二階建てや三階建てに比べて、構造的に強いです。(高増工務店の構造であるツーバイフォー工法でも、同様のことがいえます。)
④小さなお子様や高齢の方にやさしい空間
平屋が選ばれる最も大きな理由になってきているのは、だれにでもやさしい空間であると言うことかもしれません。高齢になってくると足腰が弱くなり、階段の上り下りがつらくなります。また、お家の中でも転倒やケガのリスクも高くなります。そうした結果1階だけで生活し、お子様が独立したあとの2階は、物置になってしまうことも多々あるようです。
また、自分の足で歩けるようになったお子様は家中を移動し始めますが、階段の上り下りは、特に目の離せないものになります。平屋は、高齢の方も小さなお子様も階段による転倒やケガのリスクも少なくなります。
平屋のデメリットとは?
①日当たりや風通しが悪くなりやすい
平屋は周囲の建物の形状、配置によっては、日当たりや風通しが悪くなることがあります。周囲に高い建物や樹木がある場合、それらの障害物によって日光や風が遮られてしまいます。特に高い建物や樹木が建物の南側にあると、日当たりに影響が出やすくなります。また、建物同士が密集している地域では、隣の建物からの影響が大きくなることがあります。
ですが、敷地や建物の形状、配置によって日当たりや風通しは大きく変化します。建物の形状を「コの字型」や「くの字型」などにして、敷地の適切な位置に配置すると、採光と通風を確保できる場合があるでしょう。平屋を建築する際は、採光や通風なども考慮して設計することが必要です。
②防犯面やプライバシーの配慮が必要
平屋は、外から家の中を覗き込まれる可能性があります。平屋は一階建てであり、窓や開口部が低い位置にあるため、外部から内部への視認が容易になるからです。周囲に遮蔽物がなく、外部から室内を容易に覗き込まれる可能性がある場合、プライバシーの確保や防犯対策の検討することが必要です。プライバシーを確保するために、堀や目隠しフェンス、植栽などで外部からの視線を遮りましょう。また、音ももれるので、防音も考慮するとよりプライバシー空間が確保されます。
設計の段階で、浴室やトイレ、居室の窓の配置などを工夫することも重要です。必要に応じて、防犯カメラや防犯ガラス、センサーライトなどを設置すると、防犯性能が高まります。
③敷地の大きさが必要
平屋は建築するには広い敷地が必要です。平屋は垂直方向に伸ばせず、一階にすべての部屋を配置させなければなりません。建物の延べ床面積が同じであれば、二階建てよりも広い敷地が必要になってきます。
地価の高い都市部では、予算が少ないと広い敷地を確保するのは難しいことがあると思います。四日市市周辺では、平屋を建てるのに最適な土地が多く、土地選びに制限はあまりありません。ですが、お二人様のすまいや、セカンドハウスとして最低限の敷地で十分というお客様が多いのも事実です。
敷地が狭くても、広くても、設計を工夫することで、快適な平屋の建築が、可能になります。
廊下スペースを最低限に抑える間取りにすると、都市部や狭小地でも平屋を建築できます。また、建築基準法や地方公共団体の条例を遵守する必要がありますが、屋根裏を有効活用することも可能です。
④坪単価が高くなることがある
建物の延べ床面積が同じだと、平屋は二階建てよりも建築費の坪単価が高くなる傾向があります。理由は、建物の延べ床面積が同じである場合、平屋は二階建てよりも基礎部分や屋根の面積が広くなるためです。基礎工事や屋根工事に費用がかかるため、建築費の坪単価も高くなります。
ですが、坪単価が高くなっても、トータルコストは必ずしも高くなるとは限りません。その理由は、平屋は階段や二階の廊下が不要であり、間取りが同じであれば二階建てよりも延べ床面積を減らせるからです。
「建築費=延べ床面積×坪単価」であるため、坪単価が高くなっても、延べ床面積を減らすことでトータルコストを低く抑えられることがあります。平屋と二階建てを費用面で比較する際は、トータルコストで考えることが大切です。
[高増工務店なら!]平屋に必要な敷地とは?
[高増工務店なら!]平屋は何坪あると快適?
平屋を建てる際には、建ぺい率(土地のどれだけのスペースに家を建てれるかを現す数字)に注意が必要になりますが、単純に建坪を考えると、18坪くらいから建てることは、可能です。住む人の人数、用途によっては、もっと小さいものも可能です
高増工務店では、夫婦二人の家族であれば、20坪くらいから、ご両親お子様二人の四人家族であれば、25坪くらいからと考えています。
20坪だと…LDKとマスターベッドルームと個室を一つ、それにウォークインクローゼット、バストイレ洗面をつけてもお二人様の生活にぴったり収まると思います。20年先移動が大変になっても、家中移動するにしてもたいへんなことにはならない(生活動線が平面で短いため)と思います。また、ウッドデッキを追加して、アウトドアリビングとして展開することも。各部屋に収納を備えつつ、玄関横収納やランドリースペースを組み込むことも可能になります。
25坪だと…LDKとマスターベッドルーム、子ども部屋を二つ、ウォークインクローゼット、玄関横収納、ランドリースペース、パントリーといった収納もバッチリ収まります。お子様のお部屋が、二階にあるよりも近くに感じることができるため、安心して家事をすることも可能になります。20坪と同じようにウッドデッキを追加したり、小屋裏収納もつけると、収納で苦労することはないでしょう。お子様が独立してお部屋が空いたら、ご夫婦それぞれの個室にしても、リビングからすぐ移動できます。ネコちゃんやワンちゃんの専用ルームにするのもいいかもしれません。将来、車椅子などのサポート器具が必要になっても、十分な移動スペースがとれる広さになると思います。
こんな感じで、広ければいいというものではなく、制限のある敷地でもアイデア次第で、ご自身のライフスタイルをストレスなく実現できる空間ができあがります。
[高増工務店なら!]平屋を購入して後悔しないためのポイント
[外観]
①軒を活かす
軒を大きく張り出させ、ウッドデッキを設置したり、雨の時も濡れないアプローチを確保する、駐輪場を設けるといった、外と内が近い平屋ならではの空間をつくるとスペースも有効に使えます。
②建物の形状に変化をいれる
平屋と言えばシンプルな長方形状の建物が人気ですが、玄関や開口部を凹ませることで奥行きが生まれ、印象がかわります。軒天に別素材を使うと奥行きが強調されます。また、建物をL字型やコの字型に配置することも、限られた敷地を有効活用する方法の一つです。
③外壁の素材を変える
平屋は横方向に広くなります。ですので、一部に別の外壁素材を加えるとアクセントになります。例えばしっくい+レンガで、シックで重厚感のある外観に。しっくいと木材を組み合わせて、チューダー様式を採り入れるのも。
④屋根の形状も配慮する
屋根のかたちで、お家の印象が変わるだけでなく、間取りにも変化が生まれます。片流れの屋根を使用することで天井が高くでき、平屋でも広さを楽しめる空間に仕上がります。
⑤外照明を工夫する
平屋に限らず、夜間はライトアップするのもオシャレです。壁や建物を照らすアップライトやスポットライト、庭木を照らすガーデンライトを設置すると、外からもお家を楽しめます。
⑥外からの視線と音を防ぐ
平屋は、グランドレベルに窓や玄関を配置するので、外から容易にお部屋の中をうかがえます。樹木や目隠しフェンスを効果的に使うようにします。また、防音材などの導入や気密をしっかり取ることで外から入る音も軽減できます。
[インテリア(内観)]
①天窓の設置を検討する
平屋は構造上、部屋の中心部が暗くなりがち。明かりを取り込むため高窓や天窓を設けることで、光が届かない部分にも光が入り、室内が明るくなります。
②いろんな照明を使う
天井を高くできるのが平屋のメリット。高さを活かして複数の間接照明を組み合わせることでお部屋の中を雰囲気のある空間に。スポットライトは特定の場所やものを照らすのに使われますが、複数設置することで部屋全体を照らし出すことができますし、コーブ照明は天井を、コーニス照明は壁を照らして部屋を明るくします。
③壁材にもアクセントを
単調な空間になりがちな室内にも、壁紙だけではなく、レンガやしっくいを用いることで、効果的なアクセントをつけることができます。
④ウッドデッキは複数のお部屋から
ウッドデッキやパティオを設ける場合、複数のお部屋からそのまま出ることができると、長く有効利用できます。たとえば、リビングからもキッチンからも直接ウッドデッキに出ることができると準備や片付けがラクになります。
いろんなテイスト、いろんな住まい方ができそうな平屋施工例
床暖房のあるレンガと漆喰の平屋のお家(1stBASE-033 I様邸)
1F/117.406㎡(35.515坪) 延床/117.406㎡(35.515坪)
白いしっくいとレンガが良く似合う平屋のお家。
屋根のかたちが目を引く外観です。お部屋ごとに屋根を重ねていて、外壁は、しっくいとレンガ。外構にもレンガを使用しているのでとても統一感があります。季節のお花も似合いますね!
室内はシックな色で仕上がっていてとても落ち着きがあります。リビングにはレンガでつくったアクセントの壁になっていて、とても重厚感がある空間になっています。
洗面には造り付けの棚をつけ、使い勝手の向上にもやくだっています。写真にはありませんが、書斎もあります。大きなウォークインクローゼットや屋根裏を利用した大きな収納もあり、収納力の高いお家です。蓄熱式床暖房を採用しているので冬の厳しい菰野町でもポカポカ暖かく過ごすことができます!
このほかの画像は、こちらのページをご覧ください。
北欧スウェーデンのお家(1stBASE-014 K様邸)
1F/111.794㎡(33.818坪) 延床/111.794㎡(33.818坪)
深いブラウンの縦サイディングを採用した北欧スウェーデンデザインの平屋のお家です。
大きな屋根付きテラスが特徴です。木製のデッキは、広さも十分で、ご家族でBBQを楽しんだり、季節のいいときには、外気を楽しみながらゆっくりできるスペースです。
屋根には、光を取り込むために天窓を設置しています。
室内は無垢材をたくさん使ったナチュラルに仕上げています。むき出しの梁には、「控えめで小さな光を重ね合わせる」北欧スタイルの基本であるスポットライトを設置しています。
キッチンは大きく、作業台をアイランドにして、シンク側は、対面カウンターになっています。
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アウトドアリビングを備えたナチュラルテイストの平屋のお家(2ndBASE-001 H様邸)
1F/109.309㎡(33.066坪) 延床/109.309㎡(33.066坪)
鈴鹿セブンマウンテン(鈴鹿山脈)にピッタリな高増工務店の規格住宅、5PEAKSは、平屋モデルです。間口いっぱいのウッドデッキが印象的な建物です。
この施工例のお家は、一見切り妻ですが、室内空間を広くするため、若干ですが、招き屋根となっています。
左側の書斎の前のウッドデッキは奥行きを大きくしています。キャンプ大好きなオーナーの書斎から直接ウッドデッキに出れるため、ウッドデッキの方が書斎のようになってしまうそうです。BBQをするにも十分な広さですので、休日には、家族でゆっくり楽しんでいるそうです。多少の雨なら防いでくれるので、天気が悪くてもつい椅子に座ってティータイムをしてしまうとのこと。このウッドデッキは、下の空間に入れないように塞いでいるので、雑草対策や防虫対策になっています。子どもたちは、ウッドデッキの段差に腰掛けて、おしゃべりしたり、ウッドデッキの上でよく遊んでいるそうです。
外壁は、縦のウッドサイディングを用いているので、ナチュラルにかつ山小屋のような印象に。
2nd BASEは、ちょっとした汚れたものでも気にせず、しまっておける玄関収納をほぼすべてのモデルに備えています。
リビングは、天井を高くしているので、広い空間を実現しています。壁には、アクセントウッドを使って、山小屋の雰囲気をそのままにオシャレな空間に仕上げています。
キッチンは、コンパクトですが、カウンターを備えているので、リビングを見渡せ、ご家族とのコミュニケーションもとりやすくなっています。パントリーも備えているので、キッチン周りはシンプルに使えます。
キッチン→洗面→ランドリールーム→マスターベッドルーム→リビング→キッチンとぐるっと一周できる動線になっているので、家事が楽になります。
書斎は、趣味の道具を整理して置くために造作の棚を豊富に設置しています。書斎からウッドデッキに直接でることができるので、仕事の合間の息抜きにもピッタリです。
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ルームツアーも公開中です!
YouTubeチャンネル「我が家は愉しい」もご覧ください。
プールを備えたリゾートライクな平屋のお家(1stBASE-008 F様邸)
1F/327.374㎡(99.031坪) ガレージ/44.443㎡(13.444坪) 延床/371.817㎡(112.475坪)
プールのある、毎日がリゾートを楽しめるような、そんな平屋のお家です。
目隠しの役目を兼ねたガレージも備え、プールの周りには、景色も外の風も楽しめる広い中庭が広がります。
洗面には、一度に二人が使用できるボウルを設置しています。
キッチンダイニングも広く取っているので、複数人での料理が可能なL字+作業台がついていて、カウンターとしても使えるキッチン。大勢での食事にもピッタリなテーブルもおいています。
中庭を眺めながら入れる湯船は、ジャグジーもついています。
広大な敷地を贅沢に使い、日々の生活の中にもゆったりとした時間の流れる空間です。
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平屋に限らず、お家づくりに大切なこと
大切なのは、「ライフスタイル」そして、長く住むために必要なこととは?
ライフスタイルは、生活の様式、営み方です。
個人個人の生き方にも直結する、生きていく上で大切な考え方です。
お家の購入は、人生の中でたいていの場合1回あるかないか。そして、長く住んでいくことを想定していろいろなことを考え、構築していくものだと思っています。
高増工務店では、平屋に限らずですが、お家の購入には、お客様個々のライフスタイルを重視しています。ご家族の人数に合わせた間取りや20年後にその場取りをどう生かせるかも考慮します。お家は、生活に安らぎを与える場所でもあるので、お家で過ごす余暇をいかに充実できるかも大切です。家族構成や生活パターンで、間取りも設備も変化します。いえ、変化しなければならないのです。
私たちは、そうしたお客様の希望をお家の購入の側面から、お手伝いしています。費用や敷地に制限があっても、限りなくご希望に近づけるそんな家づくりをしています。
お家のこと、新築でもリフォームでも、どんなことでもご相談に来てください。相談にきたからといって、必ずお家を購入しなくてもいいんです。オンラインでも対面でも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。
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