地盤調査方法とベタ基礎と布基礎の違いについて

住宅の基礎について(その1)布基礎とベタ基礎の違い【高増工務店】
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基礎について(その1)

住宅のベタ基礎施工の写真 鋼管杭の説明写真 ベタ基礎と杭打ち工事の画像

画像上から「ベタ基礎現場 」「鋼管杭」「杭打ち工事」

一般住宅の基礎構造は大きく分けて2タイプあります。「布基礎」と「ベタ基礎」です。建物構造に合った方法、または建築地の地盤調査の結果で両者を選択するわけですが、工事が完了してしまうと外見上、見分けがつかない同じような仕上がり形状。この二つの基礎の違いはどこにあるのでしょうか。
ベタ基礎と布基礎の断面図一般的に布基礎(ぬのぎそ)の場合は、地盤の強さ、耐久に特に問題がなく、または適切な地盤改良を施された場合に採用されます。元々しっかりした地盤のため基礎構造も軽量で簡素化でき、建物の外周部分と間仕切り部分にのみ逆Tの字の鉄筋コンクリート(図参照)で基礎をつくります。以前のように床下がむき出しの土や防湿シートで仕上げられていれば、ベタ基礎との見分けがつきましたが、現在では床下に防湿コンクリートを敷設することが多く、外見上は区別がつきにくくなっています。布基礎は構造がシンプルなため、工期と工事費用を抑えることができる点が最大のメリットとされていましたが、防湿コンクリートを打設するとなるとかえってベタ基礎より手間とコストがかかることになってしまいます。
一方、ベタ基礎の構造(図参照)は、床下一面までも鉄筋コンクリートで覆ってしまうため、その分、布基礎より頑強なつくりです。現在では“ベタ基礎のほうが強い”という一般的な認識から、布基礎に余分な手間とコストをかけるのであれば、地盤の状態に関わらず、ベタ基礎を採用している木造住宅が大半となっています。
タカマスでもベタ基礎をベースにしていますが、総レンガづくりの自重のある建物や軟弱層が厚い地盤、または盛り土の傾斜地などの補強方法には、地盤調査に基づいて適切な工法を選択します。その一例に鋼管杭頭を建物の基礎部分に沿って地中に打込み、基礎を支える工法をとっています。タカマスの地盤調査はスウェーデン式サウンディング試験と必要であればボーリング調査を併用して行ないます。